2010年2月7日日曜日

文章力

思えば人生のいろいろな節目で、勇気を出して一歩踏み出すことができたときは、必ず心を揺さぶるような感動する文章に出会っていたからかもしれない。

言葉や文章は、氾濫しすぎていて、何がなんだかわからなくなっていて、そんな力があるのかと感じることが多いけど、やっぱり力を持った文章というのはあるかもしれない。

人を動かす文章というのはあって、そのためのテクニックなどの本は、本屋に行くといくらでも売っている。確かに効果はあるし、マーケティングなどでは、そういったテクニックを文章の中にいたるところにちりばめて読んだ人を購入まで導く。

今、炭プロジェクトで、たくさんの人の協力の下にやらなくてはならない機会を得て、ウェブサイトやパンフレットなどに載せる「人を動かす文章」を書こうと思い、テクニック本などを読んでみたけどどうもしっくりこない。

テクニックは大切として、今まで自分が心を揺さぶられ、行動のキッカケになる文章を書いた人たちがそういうテクニックを知っていたとは思えない。

また、自分も今までに多くの人の協力を得られたことも、イベントなどでたくさんの人に来てもらったこともある。その多くも、自分が書いた文章がキッカケだと言ってくれた人も少なからずいる。

そのときの文章を書いているとき、自分は「人を動かす文章テクニック」を知っていたかというと全くしらなかった。

しかも頭で書いたというより、胸の奥でかすかに感じている心の感覚みたいなものが、指を伝わってコンピュータに打ち込まれたような感覚。

思えば、炭プロジェクトに関して、「炭とは何か」「何の役に立つか」ということは書いたことはあっても、そういう感覚的な書き方をしたことがなかった。

そんな文章が、ウェブサイトのトップページに載ることを楽しみにしてください。

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