2013年8月30日金曜日

わが子を救うもっともよい方法は、世界中のすべての子供を救うこと

世界中の人たちにインターネットで無料の教育を提供しているカーン・アカデミー。

http://www.khanacademy.org/

kahw

数学やプログラミングからはじまったようですが、経済学とか物理、化学、歴史まで学べてアメリカの大学のセンター入試にあたるような勉強とかいろいろできます。

もともとは創始者のカーンさんが、弟だか従兄弟とかに勉強を教えるために動画を撮影し始めたのがきっかけのようです。

私もプログラミングの基礎だけでもできるようになる必要性を感じ、かじり始めたところ、こういう無料の学校にとてつもない可能性を感じています。

昨日のちきりんさんの日記を読んでいると、

コンピュータサイエンスのセクションでは、初心者でもプログラミングが学べるようになっていて、英語ができる人なら(=インド人とかフィリピン人とかなら?)、学校に通うお金がなくてもこういったスキルを身につけ、クラウドで仕事を受注して・・・生きていけるようになりそう。


てか日本の家庭だって、子供を英語塾に通わせ、かつ、数学の塾にも通わせるって二重に無駄じゃない?

小さい頃から youtubeで英語のアニメを見せて育て、その流れでカーンアカデミーの動画も見せとけば、自分でさくさく英語で算数を学んでいったりするかもしれないじゃん。しかもぜんぶ無料で。

2013-08-29 遠い国の子供たちを不幸にする意味
http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20130829

そうだよねぇ~。と思ったので、引用してみました。

貧困層がインターネットさえあれば、大学へ行くのと同程度の教育を受けられ、能力を身に付けて、インターネットから仕事が受注できる可能性がある。

「貧困層がインターネット」というのは、今の時点ではまだ壁はあるが、Facebookの創業者を中心に、貧しい人たちに無料のインターネットをという動きもあるし、世界中のNPO、NGOとかが中古のパソコンとか担いで世界中駆け回って、パソコンやネットを使った教育格差による貧困をなくすための活動をしているから、以外とその壁は低いと思う。

日本にもこちらの団体のようにアグレッシブな活動をしている方々がいます。

E-education

http://eedu.jp/

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さらに日本のように最初から固定電話とかその固定電話ですら番号を入手するのが高額で難しい時代が続いたようなところだとテクノロジーの普及が遅れて、固定電話の電話回線→ISDN→ADSL→光→無線という少しずつの進歩だけど、何もないところだと、全部すっとばしていきなり衛星通信だとかに行くようです。

こういう貧しい国と先進国での教育格差がなくなってくると、今までに教育の壁とか言葉の壁があって、日本に残っていた仕事が、クラウドなどをとおして気づいたらほとんどが人件費の安い途上国に流れてしまうという流れもできる。

そんなものは、日本やこれからの社会に生きる日本の子供たちのためにならない、と思っても大きな流れであるので変えられないし、その流れに飲まれまいとしてとりのこされてガラパゴス化してしまっても子供たちの未来のためにはならない。

ちきりんさんの日記で下記のカーン・アカデミーの創始者のカーンさんの本からの文章が引用されていました。

私もひとりの親として、わが子が世界でいちばんかわいいと思う気持ちはよくわかります。どんな母親も父親もそうでしょう。それは生物学上の問題です。

しかし、この生物として自然な親の愛情には、何やら危険な影響がつきまといます。ときに私たちは、個人としても社会としても、子どものためなら身勝手になってもかまわないと考えることがないでしょうか。

どう見ても、これでは偽善者です。それでも私たちは、みずからのDNA、みずからの家族のために行動します。感情的には正しいけれど、道徳的には誤っていることを、自分たちには無条件で認めます。わが子が教育を受けているかぎり、よその町、よその国、よその大陸のこのことなど気にもかけません。

しかし、この孤立主義的・自己優先的な立場をとることが、本当にわが子のためになっているのでしょうか?

私はそうは思いません。むしろ、不平等が拡大し、不安定さが増す世界で生きることを子供に強いるようなものです。わが子を救うもっともよい方法は、すべての子供を救うことです。

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「わが子を救うもっともよい方法は、すべての子供を救うこと」!

まさにその通りだと思う。

私も「炭で世界の問題を解決したい」という話をすると、少数ですが「何で外国でそんなことをするの?まず日本じゃないの?」と言われることがあります。

ごもっともな意見のように聞こえますが、日本の問題を解決しようとしても、今の社会や環境の問題は複雑に絡み合っているので、日本だけで解決できる問題でもない。

視点を小さく縮小すると、自分の家だけはピカピカに掃除したり、家族を大切にしているつもりでも、近所全体がスラムのようでゴミだらけだったり、犯罪や非行の温床であったり戦争などがあれば、家族にとっても、その家の中の平和は永遠には続かないと思う。

ということを説明するのは難しいし、納得しない人は納得しない。

それでもすごい言葉ですね。「わが子を救うもっともよい方法は、すべての子供を救うこと」。

2013年8月29日木曜日

炭を使って秋野菜を育てる。

秋野菜に炭を使ってくれる川崎さんの畑に炭をお届けに。

約束の時間よりも早くついてしまったので、土手に座って待つ。

いつも見ているような風景だけど、天気のいい日に見るとどこぞの山奥の風景かと思うような雄大な自然。写真の奥に小さく見える赤い橋が田舎度を上げているようでいい感じ。

まあそれにしても暑い。

1

川崎さんの畑は木陰もあるし、いろんなものを作っているので立体感があっていい。これぞ日本の畑って感じ。

よく中山間地域とかで「1000の野菜を育てるばあちゃん」とかがいて、「おおっ、スゲーっ」って感じになるけど、そう思うくらいたくさんの種類の野菜があっていろいろいただいた。んっ、中山間地域も100の野菜だったかな?

3

秋野菜として、飲食店で使っていただくことを検討しているのが葉っぱもの。

時期的に葉っぱものくらいしかなさそうな時期。

これはチンゲン菜とアジミ菜を植えているところ。

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チンゲン菜とアジミ菜を生で食う。甘い。味見程度に「食え」といってくれたようだけど、ボリボリ食って、「そんばボリボリ食わんでもいいのに!」といわれたが、土のついている根の部分以外完食。

6

秋はこれから炭を作ってそだてるほうれん草などの葉っぱもんが食べられそうです。

下の写真は別のところですが、生まれて初めてミョウガをとってきました。ミョウガは、直立する葉の多い茎の根元に、「落ちている」ように生えているのが最初みたときはたまげた。

ミョウガの木のある人は、人にくれるのもめんどくさくなるほど取れるようだ。ミョウガ好きとしては天国。スーパーで買うと3個で200円とか300円するんじゃなかったっけ?

去年はミョウガの根を「もらってくれ」と配って歩いている人から根をもらい、借りている畑に入れるわけにいかないので、山に住んでいる人に植えてもらった。

ほじればほじっただけでてきそうだったけど、ここ数日分として3つだけいただいてきた。なくなったらまたほじりに行く。

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ロリポップのWordPressサイトの乗っ取り対策をひととおりやっておきました。

ロリポップやGMOのWordPressサイトの乗っ取りとか恐ろしい。
【緊急警報!!】ロリポップとGMOのinterQのWordPressが軒並み乗っ取られてます
http://www.landerblue.co.jp/blog/?p=8402
私もロリポップでWordPress使っていますので、ロリポップから勧められている対策はひととおりやりました。
2013/08/28【重要】WordPressをご利用のお客様へ
http://lolipop.jp/info/news/4148/
ロリポップ!レンタルサーバーより、セキュリティに関する重要なお知らせです
お客様のサイトの安全のためサイト改ざんへの対策をお願いいたします。

http://lolipop.jp/security/
しかしまだ原因不明で真相は闇の中のようなので、これで十分かどうかはわからないようです。ロリポップなどから続報でたら即対応したいと思いますが、一応バックアップとっておこう。

2013年8月27日火曜日

TLUDストーブとロケットストーブの特徴とメリットデメリット。使いやすくするにはどうしたらいいか。

その昔、オイル缶から作る、TLUDストーブとロケットストーブ(調理用のやつ)の違い、という記事を書きました。
http://hiroakikato.blogspot.jp/2010/11/tlud.html
両方使っているうちに、やはり両方のメリット、デメリットのようなものが見えてきたので書き直してみたいと思います。
以前の記事で書いたTLUDストーブとロケットストーブの違い、というよりTLUDストーブの特徴は下記の通り。
1.バイオ炭を作る。(これが最大の特徴)
2.着火が早く、水が沸くのも早く、燃焼時間も長い。
3.燃料を投入し続けることは不要なので、燃料の投入に気を使う必要がない。
4.葉や穀物の殻など、細かい材料でも使うことができる。
5.ブラックカーボン、オーガニックカーボン、一酸化炭素、二酸化炭素の排出が少ない。
6.調理から鉄工などまで幅広く使える。バーベキュー、グリル、フライヤー、暖房、照明にも使える。
7.軽くて運びやすく、熱量の調整もできる。
8.ブリキ缶や金属シートなどから、簡単につくることができる。
 
しかし、今書きなおすとしたら、TLUDストーブやロケットストーブにもいろいろな構造があるので一概には言えませんが、自分がつかっている範囲では、
【TLUDストーブの特徴とメリットデメリット】
tl
1.調理後に炭ができるので、その後は炭火で焼き物をしたり、保温用に使ったり、火を消して後日のバーベキューに使ったり土壌改良に使うことができる
2.材料を一度にオイル缶満タンにつめることができるので、材料を足す必要がないというメリットの反面、材料を足そうとすると燃焼しているガスの通り道の妨げになって大量の煙が出て、またガス燃焼するまでに時間がかかるので、基本的に材料を足すことができないデメリットがある。燃焼時間は材料のつめ方にもよるが、竹の場合は20~40分。ペレットだと1時間くらい。
3.最初に材料をつめるので、穀物の殻とか枯れ草、ペレットなど、細かいものを材料にすることができる。
4.オイル缶自体が激アツになるので、火がついている時や直後は手で触ることはできない。
【ロケットストーブの特徴とメリットデメリット】
この場合の「ロケットストーブ」というのは、オイル缶に120cmくらいの煙突をL字型に入れて、オイル缶と煙突の間に断熱材になるものを入れたのを想定しています。
1.炭ができない。
2.材料をいつまでも追加できるメリットがある反面、焚き口の構造にもよるが、はいつくばって材料をたさなければならない。上から材料を突っ込める式の場合ははいつくばる必要がないので、これをお勧めする。
3.材料は細くてもいいが、棒状に近いものが便利で、細かい材料は燃やしにくい。
4.火の通り道と、オイル缶の間は土やバーミキュライトのような断熱材を入れているので、火傷には十分気をつける必要があるが、火がついている間も持ち運べたりする。
【TLUDストーブとロケットストーブの共通の特徴】
1.着火が早く、水が沸くのも早く、燃焼時間も長い。
2.ブラックカーボン、オーガニックカーボン、一酸化炭素、二酸化炭素の排出が少ない。
3.調理から鉄工などまで幅広く使える。バーベキュー、グリル、フライヤー、暖房、照明にも使える。
4.軽くて運びやすく、熱量の調整もできる。
5.ブリキ缶や金属シートなどから、簡単につくることができる。
【結論】
こまごまと材料を継ぎ足さなくても良くて、炭もできるTLUDストーブの方が私は好きだ。燃焼時間も調理する分には十分。
ロケットストーブを作る場合、煙突で作っちゃうとモロに上記のようなデメリットを実感しちゃうので、
・焚口は広くいっぱい材料入れられるように。
・できればL字型ではなく、J字型のように這い蹲らなくても、上から材料入れるように
作ると使いやすいと思う。
ロケットストーブではないけど、ホームセンターに2980円とかで売っている写真のようなかまどが使いやすいと思う。中山間地域の家庭で山菜とか大量に煮たり、イベントとかに使われています。見事に大量の薪をぶち込んでいる。
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2013年8月24日土曜日

なぜ私は学校が嫌いなんだろう

迷いがあって、いろんな面白そうな活動やっているところのネットサーフィンをしていると、自分の好みに気がつきました。その好き嫌いを「教室型」と「部活型」にわけて考えてみました。

ネットサーフィンしたのは主に山村や農業とかの活動と、スポーツクラブ系の活動でしたが、すぐに見るのを止めてしまうのは「教室型」をメインにしているところ。

教室型というのは、農業教室とか、○○大学みたいな名前で、カリキュラムがあって、先生がいて、手順を踏んで教えてもらうやつ。まことに興味深いのもありますが、○○学校という名前がついただけで、「あ、さようなら」という感じになってしまう。

逆に、つい長居して、チャコールブラックスの活動に参考にしたいなと思うのは、突然その世界に放り込まれるようなやつ。

初心者で部活とかに入ると、チョロッと先輩とかが何か教えてくれたりするけど、基本、先輩たちも大会前で新入部員を構っている暇がない感じで、わけもわからず練習しては怒鳴られ、わけもわからず試合に放り込まれて、なんとなくわかってきたという感じ。

監督が長い演説をするところとか、ちゃんとしたルールや戦術とかの勉強会を開くようなところはあるのだろうけど、基本的に「練習」から学んで身につける。

「教室型」の大切さは超わかっているのだけど、そういう活動の写真とかみると先生がいて、参加者は先生のレクチャーを聴いている写真があって、後になんか体験するような時間がちらっとあるような感じで、本当に自分は我慢できないだろうなと思う。

「能書きはいいからはやくやらせろ!」

というところでしょうか。安全性が大切になるような活動の場合、かなり危険な考えのような気がしますが、教室型で受身で聞いてしまうと聞き流して実際聞いてなかったり、自分がやるときに覚えてなかったりする。でもスカイダイビングとかやることが条件でメインの場合、その前に簡単な講習とかがあった場合、自分の命を守るために真剣に聞いて、いろんな疑問が浮かんできて納得いくまで質問してしまう。

こう感じる人はたくさんいるのになぜ教室型が多いのかというと、そういうのが好きな人も同じくらいいるんだろうなというのと、活動費を稼ぐのに部活型だと「部費2000円」とかくらいしかお金もらえそうにないけど、教室型だと、「参加費5000円」とか「参加費2万円」とかでも払って当然と感じるというメリットもある。

それとたまに疑問に思うのは、あれだけ少年少女の頃学校が嫌いだったにも関わらず、講演会やセミナーに参加しまくる人が現代に増えているのは、「勉強」の必要性を多くの人が感じているからだと思うけど、自己啓発本ジプシーとか、セミナー講演会ジプシーとかが多く出現していることから、「体験」がまだ足りなく、体験の次は「実践」とか「サバイバル」とかになるんだろうなと思う。

「部活型」だとそれらをまとめてできそうでいいのにと思う。

というわけで、チャコールブラックスが目指すスタイルとしては、「部活型」。

教室型が嫌いだといっても、ついcourseraとかの無料大学みたいなのは興味深くていくつか授業とってるんですけどね。なんなんだろこの矛盾

coursera

https://www.coursera.org/

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2013年8月23日金曜日

マイファームのオンラインストア「畑師」でも固定種の種が買える

実際のところ、固定種とか在来種とか、どっちがどっちだかわかないけど、ホームセンターに売っているF1種に比べると見た目も悪く、味も苦いとかで、「甘い野菜!」とかが評価されるような今の時代に決してもてはやされるものではないようだ。

なんとなく感覚としてわかるのは、日本のピーマンは小さくて薄くてシナシナして苦味とかそんなになく、普通に料理にいれても味の調和を乱すものではない。

しかし、アメリカで食べたピーマンはこれでもかというくらいパンパンに張っていて肉厚で、料理の仕方によっては「なぜピーマンだけが調和を乱しているのか?」と思うくらい苦かった記憶があります。

後で調べたら、日本のピーマンはやはり入ってきた当時からあまりに苦いのでなかなか食べてくれる人が増えず、特に子供が大嫌いだった。それで「ピーマン」という漫画チックな親しみやすい、おバカな名前をつけてみたが、それでもダメだったので品種改良を重ね、今のような個性も生命力もない根性なしピーマンになったそうです。

これが在来種とか固定種とかと、F1との違いかどうかわかりませんが、味の感覚からしたらこんな感じなんでしょうね。

日本ではフルーツのような甘いトマトが人気ですが、イタリアのパスタソースとかに使うトマトはピーマンのような味に近いらしいと「試してがってん」で見たことがあります。日本だと「甘い」というのがなんだか野菜の価値の基準になってきているようですね。

多分、それらと逆行するのが固定種、在来種で、料理方を間違うとまずいけど、生命力があり、料理の仕方によっては昔ながらの本物の味になるようです。

私は今年もホームセンターで買った種のオンパレードでしたが、オクラだけ友達から種を分けていただき、植え方も教えてもらいながら育てました。

味は正直、わかりませんでした。肥料も農薬もやらずに自然農のマネをしながら育てているので、F1の種とかでもそれなりに生命力の強そうな野菜ができているからです。

ホームセンターのF1種でも、種とりして育てていううちに、何世代か後には固定種だか在来種のような種になるということなので、今年は種とりに挑戦しようと思っていくつか種を育てています。

こういう種は、本当は農村のばあちゃんとかが、先祖代々の種をいまでも育てている人がいるようで、その数もわずかになってきたようで、そういう方々からいただけると一番その土地に合った作物になるようですね。

固定種とか在来種とか扱っている種屋というと、野口の種しか知りませんでしたが、マイファームでも扱い始めたようですね。いいことです。

勉強不足で全部適当な表現になってすみません。

 

マイファームのオンラインストア「畑師」

http://hatakeshi.net/SHOP/66623/70921/list.html

 

野口の種

http://noguchiseed.com/

下の写真は固定種とかじゃないと思うけど、もらい物の苗から育てたキャベツ。生命力ありすぎ。

種とか苗や作物を近所の畑の人たちからもらったり、交換したりするのが家庭菜園の醍醐味。初心者の私は返すものはないので、だいたい炭や竹酢液などで返してます。

ca

評論家が異なる意見をちゃんと聞いているのを見て、心の広さというか思考の整理ボックスの整然さだか何かを感じた。

評論家とかをバカにしていたりするけど、たまにすごいなぁと思うのは司会もできるような評論家。

個人的に私はあまり心の広いほうではないため、自分とは明らかに違う考えをもつヘイトスピーチだとか、右や左に触れたような意見やそれを遂行するためのやり方など、見ていてイヤだなぁと思うものは衝突するのも気が滅入るので、自然と基本的に世の中からなくなって欲しいと考えている。

しかしたまにすごいなぁと思う評論家の先生方は、自分の意見を言うときには人から見たら極論を吐いているように見えるが、結構違う意見にも許容範囲が広いように感じる。というのも、自分の意見を形成するためのプロセスで一方の立場からではなく、様々な立場の人たちの意見を聞いて、資料を読んで、その結果の自分の意見なんだろう。

あるメーリングリストで、トピックはなんだったか忘れましたが、ハタから見ていて気が滅入るような、2つの異なる立場からの「これが正しい!」「あんたは間違っている!」「こうするべきだ」というような激論があり、だんだん人格否定のようにまでなったことがあり、周囲の人たちが、「こういうことは外でやれ!」のようなそれも過激な言い回しのメールが出てきました。

そのテーマを振ったのは有名な評論家というか大学の先生みたいな人で、この先生はいったいどうやってこの件を解決するんだろうかと興味深く見ていたら、

「どんな意見であっても議論を止めてはならない」

というようなことをいい、どちらの意見も否定しなく、むしろ否定したのは、「ここでこういう話をすんな!」「外でやれ!」という意見のほうでした。

極端な反原発の人が、政府や東電などの原発再稼動を目指す人の言うことは、「ウソをついているに違いない」「金目当てだ!」「陰謀だ!」といって、最初から聞く耳持たない場合がある。

原発だけでなく、自分の場合は右翼的な思想がどうも受けつけられないので、相手の立場の意見を受け止める前に放棄している場合がある。

しかし相手の立場になって考えたからといって、自分の意思などまで変えるというわけではなく、違う視点で考える材料をいただいたこと、そして自分と異なる考えの人が目の前にいるという事実を認めることが大切なのだと思う。

なんだか知らんけど、つい白か黒か的な判断をしたがるし、求められたり、それ以外の方法を知らなかったりする。

日本の戦争の歴史の完全肯定派と完全否定派に分かれること。まあ戦時中の日本のやったことに感謝している国もあれば、今でも怒りが収まらない、傷がいえない人たちもいるので、それを見ると白か黒かしかないような気にもなる。

そのときの国際状況の中で、帝国化して外にでなければ自国を守れなかったというのもあるし、当時の空気に流され続けた政治やマスコミ、そして今の日本の色んな組織とかにあると思うけど、責任の所在がわからないとか、コミュニケーション不在なこととか、もしかしたら意図はよかったかもしれないが、プロセスのあちこちで破綻がおきていてそれによって自国の人を含めて多くの人に迷惑をかけたのではという個別、全体を別別の視点で見たときの仮説も成り立つのではないかと思う。

「今の日本にアホがあふれているのは、戦後教育のせいだ!戦前教育は素晴らしい日本人をつくった」

という意見もたまに見ますが、そもそも今の日本人がアホで、戦前はアホでなかったということが事実かどうかということから検証して、もし今の日本人がアホなら、それは環境もテクノロジーも全然違う中に生きてきている中で、本当に教育だけが原因なのだろうかということを考える。

また、戦前教育の中の教育勅語とかも多分いいことが書いてあるのだろうけど、暗記が心から大嫌いな私が暗記して、間違えたらぶったたかれるというのを、本当に望めるだろうか。

こういう異なる意見とかを含めて分解とか統合のプロセスを通して考えるのは他の分野ではあたりまえのことなんだろうけど、何かイデオロギー的なことや、激しい主義主張がある場合はできなくなってしまうという自分を外から眺めて、異なる意見からまた違う自分の意見を作り出す。それがなかなか難しいのは、多分変わることって無意識のうちにいやなんだろうなと思う。

手作りオイル缶TLUDストーブを作った方のブログがおいしそう

サイトのアクセス解析をしていたら、こちらのサイトで紹介していただいていました。


【木の道具・古い道具  弥哉 -ゃゃ- 】
築百年の古民家ギャラリー.春と秋に企画展をしています。

炭を作れるハイパワークッキング薪ストーブ 【1.制作編】

炭も作れるハイパワークッキング薪ストーブ 【2.初着火&料理編】

チャコールブラックスのサイトを参考にしてオイル缶から炭も作れて調理もできるTLUDストーブを作ったとのことで、なんかうれしいです。蒸篭でおいしそうなマーブル蒸しパンとか作っていたり、こんなこともできるのかと勉強になりました。

簡単なのでみなさんも作って遊びながら世界を黒くしていきましょう。


【オイル缶の空き缶を使った自作TLUDストーブ作り方(技術力不要)】
http://charcoalblacks.org/archives/1712

2013年8月22日木曜日

ヒエとり用に150円のカマを改造

ヒエ取り用のカマを作りました。ギザギザがついていて持つ部分が長いやつがなかったので、金物アウトレットの「ストックバスターズ」で買った150円のカマに、山で切ってきた木の棒にハリガネで縛りつけて長くしました。稲刈りまでにがんばっか。

kama

エクスペンダブルズ3に日本の炭焼きが!出てないけど、遜色ないマッチョ。

炭焼きの師匠の藤田さんの窯へ行ったら、師匠は上半身裸で休んでいて、知ってはいたけど、そのあまりのマッチョさに改めてビビりました。

81歳になる師匠の上半身は、胸筋ボンっ、背筋ボンっ、腹筋ボンッて感じで、完全なマッチョ。スタローンとかと一緒に「エクスペンダブルズ」に出ていても遜色ない。

中山間地域の昔の人は農家も炭焼きも60kgの米俵を担いで山を上り下りどころか、師匠の若いときは山を一個越えてからさらに山を登って炭焼きの現場へ毎日出勤したそうです。昔の日本人はみんな逞しくてマッチョだったんでしょうね。

いつから日本人=若いときはヒョロヒョロ、22歳くらいからオッサンメタボのという2パターンのイメージになったんだろう?(そういうイメージ持っているのおれだけ?)。

写真は4年前の77歳のときの師匠。おれも伊藤英明目指してがんばります。

fujitasan

2013年8月20日火曜日

無料オフィスソフト「Libre Office」をダウンロードしてみました。

ワードとかエクセルの入ったマイクロソフトオフィスは高いので、無料の「Open Office」というのを使っています。

他のオープンソースのソフトと同様に、いろんな人がコツコツと無報酬で開発していただいているから無料だそうですが、組織ではないのに大人数の人が関わって、ひとつのものを創っていくのは本当にすごいと思います。

OPEN OFFICE
http://www.openoffice.org/ja/

今回ダウンロードしたのはコチラ。特にダウンロードの必要なかったけど、興味があったので。

libre

LIBRE OFFICE
http://ja.libreoffice.org/

見た感じはOPEN OFFICEと同じような感じ。オフィスソフトを購入しようとしている方は、マイクロソフトオフィスと互換性もあるので使ってみてもいいと思います。

憎きライバルのジェイソンのプレゼンから、シンプルな伝え方や英語を学ぶ。

rechar

炭焼きのライバルであるre:charのジェイソン・アランブルさんが、「LAUNCH collective genius for a better world」というサイトで、プレゼンの動画がありました。

これも、イノベーティブな発明や活動をしている人のコンテストのような感じでした。

まだジェイソンさんのメインの動画は回線がなんか遅くて見れていませんが、自己紹介の動画や文章を読むと、いつもながらシンプルな言葉でうまく伝えているなと関心します。

私もパクらせて、いや、勉強させていただくとともに、炭焼きのことを英語で話したり聞いたりすることの勉強にもなります。

寝ていても考えてもしまうほど情熱のある分野や、興味のあること、大好きな分野だと英語も苦にならない。

勉強が苦になるのは、生活(や興味のある分野)と勉強が分離しすぎているからだと思う。

良い子のみんなには、大好きなことから語学やコンピューターとか、いろんなことを学んでほしいと思う。数学とか化学や理科とかだってそういう学び方はできるはず。

いろんな本をまとめ読みしてみて、今10歳以下の子供が大人になることに、未来は多分こうなるんだろうなというポカンというイメージ。

古本を30冊くらいブックオフに持っていったら600円くらいになり、その600円で100円の本を6冊買ってしまった。本の量を減らそうとして持っていったのにまた増えてしまった。

同じ時期に図書館からも本を借りて、一気に全部読んだ。それぞれ関連性が少なそうな感じの本だったけど、「多分未来はこうなるんだろうな」というなんとなく一貫したイメージが出てきました。

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それぞれ関連性がなさそう、と書きましたが、「ニートの歩き方」の著者のphaさんと、「この国を出よ」の大前研一さんとユニクロの柳井正さんは明らかに関連性がなさそう。たぶん主張も正反対。

しかし、「未来の働き方を考えよう」の著者のちきりんさんの正体は、「採用基準」を書いた伊賀泰代さんではないかという話があり、伊賀さんは大前研一のいたマッキンゼーに長らく勤務していた方。そのちきりんさんの本だったかブログに出てきたり書評を書いているのが、ニートのphaさんで、phaさんもちきりんさんの本をお勧めしていたりと価値観も通じる部分もあるよう。

以上の3冊と、ほかにもガーっといろいろ読んで、頭の中ぐちゃぐちゃの中で沸いてきた未来のイメージは下記の通り。

1.日本は人口が半分以下くらいになるので今後の経済成長はない。給料も下がることはあっても上がることはない。

2.しかしアジア全体としてみると人口も経済も昇り竜のごとしなので、個人も企業もアジアに出て行く。

3.今10歳くらいの子供たちが大人になるころには、自然な感じとしてアジアで仕事をしている人が多くなる。

4.海外へ突撃してグローバルな活躍をする人や企業が出てくる一方で、日本はアジアの保養所として、独特の文化や雰囲気、おもてなしとか漫画とかアイドルとかの文化で人が遊びに来るようになる。そういう文化をつくっていくのは、ニートとかオタクとか、田舎で自然暮らしをしている人とかで、それをつなぐ層とかも出てくる。

といったイメージ。

 

というわけで、今10歳以下の可でも不可でもないという頭の子供たちの普通の未来としてたぶんこういう選択肢になるのだろうなというのが、

1.就職先がアジアになる人。大手企業や地元の日本企業に入ってアジアへ出張や転勤になる人もいれば、最初からアジア就職する人も。

2.「地元大好き」、「日本大好き」という人たちが日本のそれぞれの地域で農業とかサービス業についたりするけど、外国向けに売ったりとか、外国人のお客さんが来ることもアル。

3.ニートというか、特に就職もしていないけど、ネットとかナリワイとかで月に数万円稼いで、金なくても楽しく暮らしていける。

 

普通の人を想定しているので、グローバルエリートとか起業して大金持ちになるという選択は除外してありますが、そういうのを除いているからか、どの選択をしても金持ちという未来ではないなということです。アジアであたってたまたま金持ちになる人はいそうですが。

アジアで働けば、給料は今の日本の基準からしたら少ないかもしれませんが、現地では十分に普通に暮らせるし、成長期なので毎年あがる確立は高い。それでも昔の日本の給料に比べたら全然安い。

国内の仕事での給料も、中国とかと同じくらいになるまで下がり続けるというか、その頃にはすでに同じレベルになっているのか。

というわけで、今10歳以下の子供たちが社会に出るまでに必要な能力とか経験は、

1.外国人と普通に仕事できる能力。語学とか、経験、人種関係なく世界をフラットに見れる能力。

2.お金を使わずとも自分が望むものを作り出したり、手に入れたりするDIYとかシェアとかフリー、肉体労働、ナリワイを作り出す能力。

なんすかね。

2013年8月16日金曜日

英語がわからない人にも朗報!スタンフォード大学発のオンライン学校Udacityの授業は日本語字幕付き。

世界各地の発展途上国で、貧しい人たちが教育を受けられないことで貧困のサイクルが続くのを、ビデオでカリスマ教師たちが授業をしているのを貧しい地域などにとどけて教育格差をなくすことを目指しているe-Educationの運営するウェブマガジン「ドジョウエンジン」の中で紹介されていたUdacityのサイトを早速のぞいてみて、早速受講してみました。

スタンフォード大学発のオンライン学校「Udacity」が、真の教育革命を起こせる2つの理由

http://eedu.jp/blog/2013/03/13/google_udacity_education/http://eedu.jp/blog/2013/03/13/google_udacity_education/

記事によると、このサービスの共同創設者はGoogleの副社長。さらに190カ国から160万人の受講者を集めた理由のひとつが、「そのまま生活の役に立つ」からだといいます。

実際に受講を始めてみてどうだったかというと、やはりそのままの生活に役立ちそうです。受講し始めたのは「How to Build a Startup」。まあ、どうやって起業するかみたいな講義。

普通の大学の授業にしてみたら、多分○○○101くらいの基礎的な内容なんでしょうが、日本でもブームになっていた「Business Model Generation」で紹介されている、Business Model Canvasを使って仮説を作り、それを毎週検証してまた書き直していくもの。

こういう本は、本を読んだだけだとイマイチピンとこなくて、説明を聞きながら書いていくとわかっていくので、結局本を買っただけではわからず、ウン万円払ってセミナーに行かないとわからないことが多い。

このUdacityでの授業は、○○○101といえども、日本でなら丸1日とか2~3日間のセミナーなどでウン万円とられているはずの内容が、無料で受けられる。

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しかも日本語の字幕付き!誰かが動画に入れてくれたんでしょうね。

英語がわからないから、こういう海外のオンラインコースの受講に抵抗があった方もこれなら語学の障壁がサインアップするところまでたどり着けばいいだけでほとんどない。

まあ、全部の講義に日本語字幕がついているのかわかりませんが。

他のCourseraのようなオンライン大学のサービスも、以前受けたときは英語の字幕付きだったので、聞き取れなくても字幕を見て、わからないところは辞書をひいたりして理解できるので、実際には語学の障壁は限りなく低いです。

ただ、講義を受けるだけならいいですが、世界各地にいるクラスメートとディスカッションしたり、課題のレポートを書いたりなどは、語学力が必要になってきます。

こういうハードルの低いやつからはじめて、英語力も上げてからよりハードルの高いものにチャレンジしていくのはどうでしょう?

初めてのDIY。ハードディスクをSamsung SSD 840にとりかえてさらにメモリアップして2年前のノートパソコンをマックのようなスピードに。

パソコン、特にノートパソコンはどんなに最新のものでもいろんなアプリケーションを入れて、ハードディスクにいろんなファイル入れまくって使っているうちに遅くなるもんだとばかり思っていました。

電源を入れて起動するのに数分、ワードとかのアプリを起動するのに1分ほど。イラストレーターとか重いアプリの立ち上げには数分待ちというのが当たり前と思っていました。

4月に初めてフィリピンを訪問したときに、一緒に行った高橋さんが、成田のチェックインカウンターの前で待っているときにパカッとマックのノートを開けてアッという間に海外旅行保険に入り、スカイライナーや空港での待ち時間の間にもパカッと開けてすぐに仕事をこなし、またパカッと閉じているのを見て、目が点になりました。

「マックは起動時間ゼロか?」

と。

自分の持ってきたウィンドウズのノートなんか、電源を入れてもいつ使える状態になるかわからないので、切れ間の短い時間に使おうなんて思わない。

メグ・ライアンとトム・ハンクスの映画「ユー・ガット・メール」でも、多分マックだとうと思うけど、旦那が出勤したのを窓から見届けてから、メグ・ライアンがマックのスイッチを押してすぐマックが立ち上がり、メールチェックして返信するのを見たり、7年も前にマックユーザーが「なんでウィンドウズはあんなに立ち上がり待つの?」というのを聞いて、そういうのができるのはマックだけかと思っていました。

その秘密は「ユー・ガット・メール」のような古いマックではどうかわからないけど、どうやらハードディスクのような物理的に「ガガガっ、ガガガッ」というように、フロッピーディスクを読み込むようにデータを読み込むのとは違い、iPhoneやiPadのように、一瞬でデータを拾ってくるフラッシュメモリーのような感じのSSDというものだと知りました。

最近のマックには、ハードディスクの代わりにそういうのが入っているのを聞いていたので、ウィンドウズユーザーは相変わらず立ち上げに5分くらいかけて、何かしようと思ってパソコン立ち上げても、起動を待っている間に何しようとしているのか忘れたり、アプリケーション立ち上げて待っている間に別のことを思い出してついネットサーフィンしてしまってというような経験をしているとおもっていました。

しかし最近いろいろ検索しているうちに、自分でノートパソコンをパカッと開けて、ハードディスクを取り出して、購入したSSDに取り替えればメチャクチャ、まるで新品のパソコン以上に早くなると聞きました。

今までのウィンドウズの立ち上げ、そして何かするたびにポカーンと待つだけでなく、待っている間に集中力を失い、別のことが頭に浮かんでついネットサーフィンを始めてしまうことで、無駄にしている仕事時間、人生の時間はどれほどのものかと思って、今までパソコンの中身を自分でいじるのはおろか、車のオイル交換とかですら自分でやると壊してしまいそうで何もしなかった苦手意識がありましたが、なんとか交換に踏み切りました。

使ったSSDはヨドバシカメラで購入したサムスンの840の120G。

そういえば、今をときめくサムスン製品を俺は一個も持っていなかったと重い、届いてパッケージを開けた瞬間にまだ見ぬハイテクの世界とシンプルな美しさに感動。

IMG_1520

それからハードディスクから新しいSSDへのデータの移行ツールみたいなのを使い、自分のパソコンのハードディスクから新しいSSDへ、OSからアプリから細かいデータまで全部コピー。

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そして静電気などの影響があるかどうか不安なので写真をとりませんでしたが、パソコンの中をキーボードを外して開けて、それからネジを一個一個外してようやくハードディスクにたどり着いて、それを取り外して、SSDに取り替えました。

どきどきしながら電源を入れてみると、アッ、前と同じ画面だ!と思いながらも、今までよりも早く立ち上がるのに感動。

下の写真は、取り外したハードディスク。今まではこれが物理的にガガっ、ガガガっ、と、情報を取りに行ってうるさい音が聞こえて、「ああ、ハードディスクさん、がんばってくれているんだ。オレはひとりじゃない」と思えるような感じでした。

しかし、交換後はまったくの無音。しかも早い。音がないのは、ひとりになってしまったようで少し寂しいような気もする。

まあ、このまるい部分がぐるぐる回って情報を探し歩いてたんだったらそれは遅いよね。

IMG_1523

いろいろいじっていると、まだ立ち上がりのスピードに満足できず、HDDからSSDへの取替え方法の検索の過程で、メモリも交換できることを知る。

そこで、SSD交換後の一週間ほと経った後に、メモリの交換を試みる。

しかし、そもそもどのメモリを購入していいのか全くわからずに、メモリの選択の方法を調べているときに、「Na14s(私のノートパソコンの機種名。) メモリー交換」と検索したら、アマゾンのお客の評価が出てきて「私はこのメモリで、Na14Sのメモリを交換しました」

BUFFALO インテル製CPU Atom(N475/455)用増設メモリ PC3-8500(DDR3-1066) 2GB D3N1066A-S2G/E
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という親切なコメントが出てきたので、全く同じものを購入、交換。やればできるもんですね。

しかも2,480円也。わずか数千円でメモリを倍にできるなんて考えたこともなかった。

下の写真は交換した新しい2Gのメモリ。

IMG_1528

こちらは交換前の購入時のメモリ。

IMG_1530

あまりにも早く、ワードは一瞬で立ち上がり、このブログを書いている「Windows Live Writer」も一瞬とはいかないけど、それに近いスピードで立ち上がり、書きたいと思ったときに書けるようになりました。

それに、この文字を打つのも、自分がキーボードを叩いてから、0.数秒後に画面に映っていて、日によっては文字を打っても、数秒待たないと画面に表示されないなんてこともあったのに、文字を打つのと画面に表示されるスピードが同じになりました。

ウィンドウズを最初から立ち上げると、やはりまだまだ時間がかかり、1分半ほどかかります。でも以前に比べたらすんなり立ち上がる。以前はウィンドウズが立ち上がってもいろいろぎーぎーいって、使える状態になる間にやることを忘れてしまっていた。

特に強力なのが、ウィンドウズをシャットダウンせずに、休止状態やスリープモードにしておくと、一瞬でパスワード入力画面が現れて、一瞬で使える状態になる。

HDDの時は、休止状態やスリープモードにしておくと、HDDが、「アレっ?前の状態なんだったっけ?いそげいそげ?」とかいいながらも、途中でわけわからなくなってボイコットしてウンともスンとも言わなくなることが多く、また立ちあげなおしなんてことがあった。

あまりにも早いのがうれしく、何回もシャットダウンしては電源入れなおしたり、スリープや休止モードから復活させてみた。

これからは、憧れの電車の中でパカッと開けて、チャチャチャっと一仕事した後、パタンと閉めてふうっ、と窓の外の景色を見るなんてことができる。

それに仕事や人生の多分数十パーセントいっていたであろう無駄なパソコンが動くのを待っていた時間を限りなくゼロに近づけることができるよ。あとはWifiの接続時間の問題だけだけど、メモリとSSDを交換してから遅いという感じがしなくなった。

自分の分身ともいえるノートパソコンがスピードアップしたので、本体の自分自身もスピードアップするよう一層努力します。

2013年8月6日火曜日

ライバルのジェイソンがラジオ番組で炭のことを語る

炭を使った活動のライバルであるアメリカのre:char社の創業者、ジェイソン・アランブルさんが、ラジオ番組で1時間半もの間話しています。

まだ聞いていませんが、ちょっと聞いたところでは、スマホとかにつけるセンサーで、土壌の質を検査するようなアプリもつくっているようです。

ライバルながらアッパレとしか言いようがありません。

この方の活躍を見ると、「あしたのジョー」の歌が浮かんできます。

サンドバックに 浮かんで消える
憎いあんちくしょうの 顔めがけ
たたけ!たたけ!たたけ!
俺らにゃ けものの血がさわぐ

とはいっても憎いわけでもなく、叩きたいわけでもありません。

刺激を与えてくれる尊敬する相手です。

http://www.summerrayne.net/blog/jason-aramburu-revolutionizing-the-environment-with-biochar/

2013年8月5日月曜日

鏡の自分に向かい「オマエは最高だ。オマエはできる。オマエはシビれるやつだぜ」と語りかける

鏡を買いました。

なぜならば、毎朝起きたときや、出かける前に、鏡の前の自分に向かい、

「オマエは最高だ。オマエはできる。いい顔してるじゃないか、オマエ。気合だー!」

と気合をいれるためではありません。

でもそういう使い方もいいですね。


単純に、鏡を持っていなかったからで、風呂には鏡がついていますが、座ったときに見れる位置でしかありません。

最近は田んぼで泥だらけ、炭焼きで顔が真っ黒になることばかりで、鏡を持っていないばかりに、メガネがどろだらけだったり、顔に泥がついていたり、鼻毛が飛び出ていたり、頭がボサボサだったということに、車のルームミラーや外出先のガラスに映る自分の姿を見て恥ずかしくなることがよくあります。

鏡を見るってことは大切だなと思ったのは、鏡を見ないと自分がどんな服装をしているのかもわからず、どんな髪型か、どんな表情なのかもわからない。どれだけ太ったかもわからない。

体重計の数字だけだとイマイチモチベーションはあがらない。

なのでこれから身だしなみをきちんとするため、体型の管理などもちゃんとするため、そして上記の「オマエはシビれるやつだぜ」というような自分の自信を高めるための語りかけも大切にやっていきます。

ところで鏡って、太って見えるものと、痩せて見えるものの2タイプあるように思うのだけどどういう違いがあるんだろう。どちらが本当の自分の姿だろうか。

世界の収穫感謝日

炭に関する世界的な5つの記念日があります。

3月のセントチャコールズデー
5月の自然肉体労働者の日
7月の黒の革命記念日
10月の収穫感謝の日
12月のモツ煮会の日

詳しくはこちら
http://charcoalblacks.org/archives/2041

10月の収穫感謝の日以外は、起源などのストーリーをでっち上げることができたのですが、10月分だけなかなか思いつきません。

バレンタインとか、アメリカのサンクスギビングとか、ほとんどの世界中の記念日はでっちあげから始まっているので、でっち上げてみるもんかなと始めてみました。

それで、参考になるような収穫感謝の日はないかと検索すると、こちらのページでまとめられていました。

http://q.hatena.ne.jp/1123927461

紹介されているほとんどがリンク切れになっていましたが、それぞれの国の感謝日について調べてみようと思います。

個人的にはドイツのビールのみまくるというオクトーバーフェストがいい。

ん...?日本てあるのかな?秋祭りとかがそれに当たるんだろうか?

英語を使うための便利ツール

ネット上で様々なサービスがでてきて、英語の学習にも、英語を使うのにも便利になってきましたね。

英語だけでなく、語学学習や外国語を使うことに便利になってきて、私なんかはFB友達のコスタリカの方と、スペイン語でGoogle翻訳を使いながら何度かチャットしたことがあります。

Google翻訳だけだと変な翻訳されていたりするけど、それを確認するようなサービスなどを使えば語学力も向上しそうです。

このRephraseというサービスは、つい同じ言い回しばかりになってしまう英語の文章を言い換えしてくれるサービス。

Rephrase

http://www.gingersoftware.com/rephrase_jpn


このサービスを運営している会社は、Gingerという英文チェッカーのサイトもあるようです。

Ginger
http://www.getginger.jp/


語学学習や外国語を使うことへのハードルは下がる一方ですね。