2012年5月29日火曜日

エコファーム新潟への山道整備

昨日は、みゆき牧場の渡辺さんに、エコファーム新潟の上の山を案内していただきました。

この辺りは、のろし台とかある見張り場だったよう。


今でも、空掘とか、埋め立てられているけど、井戸のあととかが残っている。下の写真は頂上付近の空堀。



みずばしょうの会とかの里山保全グループの方々が、材料を担いで登ってきて、こういう見晴らし台とかを作ったようです。






ここからとなりの山の市営牧場や、竹之高地のノコギリ山とかを見ることができます。




ここからは現在のエコファーム。地震前までは管理棟とかもあって、人も常駐していたようです。


こちらがキャンプサイト。




ここにログハウスみたいなのがあったけど、地震でこんな風に基礎が崩れ、解体して今は山古志に移築されています。




こちらがバーベキュー場。今でも建物はしっかりしている。







バーベキュー場の中。豪雪で屋根の一部がはがれているけど、まだまだ使える。階段の上にあるのは、ピアノとオルガンで、満月の夜のコンサートなども行われていたらしい。




バーベキュー場の脇の草むらは、以前は畑だったそうです。
 



案内看板も今年の豪雪で倒れてしまった。






ここを活用するために必要な山道が、すでに人が入れないような状態になっていたので、整備するのがどれだけ大変かためしにノコギリとナタだけで始めてみた。

2人で1時間半ほどで200m弱の山道を整備することができ、どのくらいの距離があるのか忘れてしまったけど、なんとかなると感じました。






2012年5月26日土曜日

エコファーム新潟を訪問

先日、以前から気になっていたエコファーム新潟とその周辺の山道を、みゆき牧場の渡辺さんと、みずばしょうの会の今井さんに案内していただきました。

エコファームは、地震で一度崩れて、少し再開しましたが今はほとんど使われていないようです。

その理由のひとつが道の問題。

エコファームもみゆき牧場さんの土地を使っているのですが、そこへ行くまでに牧場を通ることになる。近年は牧場などに入るための規制が厳しくなっているため、不特定多数の人が通るわけにはいかない。

別のルートで上がるための道が作れればいいけど、今でも歩いていくための山道はある。その道を案内してもらいました。


みずばしょうの会と学生が試してみた簡易的な炭焼きをする「かじこ焼き」の窯の跡。残念ながらうまくいかなかったようです。


柏崎の80代近い漁師の方と話していたときに、山と海の関係に話が及び、「雑木林なんか、今、どこもはいらんねぇねっかやあ」と言っていて、いかに人が山に入らなくなって荒れているのかわかりました。

しかし、実際に入れないような竹やぶは多く見てきたけど、トリムの森の奥の山道とかも、柏崎で炭を焼いていた山とかも、雑木林だけど、けっこう道がはっきりしていて入ることはできました。

今回は初めて、あのじいちゃんが言っていた「はいらんねぇ雑木林」というものでした。


そこを無理やり入っていくのですが、道なき道。雑草や枝などが道を塞ぐだけでなく、木がたくさん倒れていたり、地面に穴があいていたりとか。


蓬平の猿倉岳の山道もかなりキレイになっていたことから、一生懸命手入れをしている人の存在がわかりました。金にならないことなのに。

こういう森の問題を解決するための仕組みを作りたいというのはよく聞きますが、それを貨幣経済の枠組みだけで考えてしまうと、ほんの一部の森、一部のバイオマス資源、一部の人だけしか対象にならず、仕組みの枠の中に入らないような場所ではやはり、非貨幣経済も含めた話で考えていかなければならないと思いました。

金にはならないけど、価値を作り出している。自然に調和した農業をしている農家は、食べ物を生産している以外にも、環境を再生したり守るという価値を生み出している。農業だけでは子供に十分な教育を受けさせることができない収入であったりするので、そういう人には子供の大学の授業料を無料にするべきだと活動を始めた方もいるようです。


国道17号からほんの車で5分くらいでバス停もある地域だけど、棚田の多くが使われなくなっている。住民も特に震災後、少なくなっているようです。


けっこうきれいな川も通っていました。




2012年5月23日水曜日

東山ファミリーランド

ここは東山ファミリーランドだろうか?

ある牧場へ訪問しようと、Googleマップを頼りに進んでいたらたどり着いた。

地図はより上の道を指しているけど、工事中で侵入禁止となっている。

他に道があるのかとよっぽどウロウロしたけどなくて、でもあまりの景色の良さにずっとここでのんびりしたい気持ちになった。


実際の目的地へは、ウェブサイトの文字で書いてあるアクセス方法をたよりになんとかたどり着いた。

それにしても、ここはいい場所だった。実際にはハゲ山なので、自然としては良くないと思うけど、ジャングルでは子供や家族の憩いの場になりにくいので、ハゲ山もありだと思う。

近くに、ボランティア団体が森林整備して公園みたいにしている「赤城コマランド」というのもあり、子供を連れた人の多くの車が止まっていた。

行ってみたかったけど、また今度。


2012年5月1日火曜日

太田地区も春が来ました


3連休が明けて、太田地区に行ってみると、雪もだいぶ融け、学校の桜も咲き、緑が少し増えてきてようやく春がきたように感じました。