2018年9月27日木曜日

日本の賃金アップと多様性による活力アップの両方を達成するためは外国人を不法にこき使っているゾンビ企業を明るみに出してつぶすに限る

今後の外国人労働者とかどうなっていくのか考えてみました。仮説というほどでもない想像です。

1.経済格差がなくなっていくので、貧しい国の人たちを連れてくるのは終わる。

格差は国と国ではなく、階級みたいになる。日本人でも途上国より貧しいのもいれば、途上国にも豊かな人が多い。世界がひとつになるということは美談ではなく多くの痛みが伴うもの。いままで●●人だからというだけの理由で豊かな生活ができていたり、大変な目にあっていたりするのはなくならないと思うけど、機会は結構平等になってくると思う。

2.潰れる会社はつぶれる
新しい外国人労働者の制度に大反対なアトキンソンさん。理由は、日本は賃金が安すぎる。安くなっている理由は本来はつぶれているはずのゾンビ企業がたくさんあるから。外国人労働者を拡大するということは、そのゾンビ企業たちがまた生き延びる原因にもなる。こういうゾンビ企業はつぶれなければならないというもの。

ベトナム人の送り出しの仕事をしているとゾンビ企業みたいなのに出くわすことが多い。こういうのは外国人採用をきっかけに悪さが明るみにでてつぶれてほしい。いやつぶしたい。そうすることで、外国人を通した日本の多様化による活性化と賃金アップの両方が達成できると良いと思いう。

そうなれば、1に書いたような、経済格差はまだまだベトナムと日本だと開きが出てくるので、日本に来たくなる外国人も多くなるかもね。

2018年9月23日日曜日

ヤクルトを飲み始めてから起きた変化

少年時代からラグビーをやっていた頃の暴飲暴食がたたって、20歳過ぎで胃の調子がおかしくなった。胃の調子が悪いと体全体が思いし、頭もボーっとしたりするので、それを改善するためにいろいろなことを試してきた。

・市販されている酵素
・生のものばかり食べるローフード
・今は当たり前になってきた生野菜から食べるとか、生野菜を食事全体の50%くらい食うとか、名前忘れた食事方法
・手作り玄米豆乳ヨーグルト
・手作り酵素
・なっとうにキムチとたまねぎとヨーグルトを入れて食べるやつ
・手作りみそ
・野菜とかフルーツのスムージー

などなど思い出せるだけでもこれだけある。

続いているのも続いていないものもある。手作り豆乳ヨーグルトとか手作り酵素とかやめた。衛生的にどうかという話とか、手作り酵素は砂糖を使いまくるので糖尿病リスクもありそう。

健康に悪いものも結構続いている。ビールやはやりやめられない。飲む量や頻度は減らしているが、まだまだ飲んでいる。ファーストフードとかもたまに食う。お菓子とか甘いものはほとんど食わなくなった。変な時間に食うと胃の不調の原因になることを学んだ。また、ベトナムにいるので、コンビニでちょっとシュークリームやポテトチップスを…なんてこともできない。

まあ、こういろいろ取り組んできたけど、特にベトナムに来てから「体調が良い」日というのはほとんどなかった。日本に出張に行っている間は結構元気になったりするのだけど、ベトナムに帰ってくるとなんか調子が悪い。

日本でラーメン食ったり牛丼食ったりと栄養状態が悪いのが帰国後に出てくるのもあるだろうけど、こちらは気圧が日本より10ヘクトパスカル程度低いので、日本でも雨の日とか台風が近づいていると頭が痛いだのだるいとかいう人が出て来るアレが毎日だと思えば良い。

加えて水も硬質で胃に負担がかかっているのかわからないけど、そういう細かいものひとつひとつの積み重ねで体調が悪かったのだと思う。

しかしヤクルトを飲み始めてからなんか調子が良い。ヤクルトは今まで避けてきた。自称自然派だったので、発酵食品は手作りみそとか、手作り酵素とか、手作りヨーグルトとか手作りでなければならない。パックされた食べ物に良い菌が入っているわけがない、などと考えているところもあった。

また、ヤクルトは甘いので、糖尿病リスクのあるおっさんにとって危険を感じていた。日本には糖質を控えたヤクルトがあるようだが、こちらは普通のヤクルトだけ。

前回の日本への出張から帰ってきてから絶不調で、絶不調の中で前の会社でのいろいろな問題を切り抜けてなんとか退職して新しい仕事を初めた。ヤクルトを飲み始めたのはちょうど新しい仕事をはじめたあたり。

それから起きた変化について書いてみよう。

1.うんこが出る。日本に行くと朝はかならずうんこをぶっぱなして快便だが、ベトナムでは出ない日が多かった。それで腹の中にガスが溜まって不調になることが多かったが、ヤクルトを飲み始めてからうんこがちゃんと毎日出る。

2.なんかやる気が出て運動しちゃうときがある。ヤクルト前は、不調の体をなんとかするために、「運動しなくては…」と無理やりストレッチしたり、ヨガをやったり、なんとかマシンを買って有酸素運動していたのが、ヤクルトを飲み始めてから、無理やり思わなくても、なんかやる気が出て勝手に運動しちゃうときが多い。これがまた好循環につながっていると思う。

3.大きな声が出せるようになった。ヤクルト前は前職でたまに日本語教育センターに行くと体調が悪くて、大きな声が出せないことが多くてコミュニケーションがつらいときもあったが、今は毎日授業にも出ていて、元気な声が勝手に出ていてびっくりする。

4.仕事に集中でき、効率が上がった。前職では一日中体が重くて仕事に集中できないときがあったが、今は15時から授業の準備をするまでに仕事を終わらすためにめちゃくちゃ集中してバリバリ。

こんなところで、全てがヤクルトのお陰だというわけではないと思いますが、運動するとか、授業中声を出すとかそういうのと連動して好循環ができているきっかけとしてヤクルトがあったと思います。野菜を切ったりするようなこともなく、ただ冷蔵庫を空けてフタをとって飲むだけという簡単さで毎日続けられる。

猪木が言っていた「元気があればなんでもできる」というのがわかりますね。いままで元気がなかったのであまりできないこともありましたが、今は元気なのでなんでもできそうな気分です。

2018年9月22日土曜日

一日の計は始業前にあり

昨日の朝は仕事の入りが悪くて一日中仕事のテンポが合わない日だった。

だいたい30分以上前にはサークルKで買ったコーヒーを持って会社に来て、Facebookに思いついたことを投稿したりとか、今日の仕事の準備などをちょろちょろとやっていて、8時の始業時間になったらだいたい何をすれば良いのかわかってすぐとりかかれる状態にしている。

昨日はいつもとは違うサークルKでコーヒーを買ったついでに、My Tronという汁なしインスタントラーメン9000ドン(45円くらい)を買ってサークルKの2階で食ったため、事務所に来た時間が少し遅れたのもある。

事務所に来てからも、WiFiにつながらないWindowsの状態を治そうといろいろいじっているうちに8時を過ぎてしまった。ついに諦めていつものChromebookを使って仕事をはじめたときには、「アレ、私はどうすればいいの?」状態になってしまい、一日テンポを取り戻せなかった。

それにしてもPixelbook欲しい。

2018年9月16日日曜日

Chromebookをメイン機にできなかった唯一の理由の印刷物の作成が解決してメイン機として使えるようになった。

Chromebookを買ったのが2014年の8月頃だったので、もう4年も使っている。AcerのC720というやつで、日本で発売される前にアメリカのアマゾンから買った。

そのときはあまり仕事で印刷する書類を作るようなのがなかったので、Chromebookだけで事足りていたが、NPOをやり始めてから、行政用の書類を作ったり、チラシを作ったりとやっぱりWindowsでないと紙用の仕事は難しかった。

最近はWindowsが職場のWifiにつながらないので、Chromebookを使っていて、2万件のスプレッドシートのデータを処理したりするのに不安なときもあるが、基本もうウィンドウズいらねくらいにGoogleDocsとかに慣れてきた。

あとは画像処理とか、パンフレットとかの印刷物を作るときはどうすっかと4年前と変わらぬ悩みを抱えていたところ、イラストレーターの代替アプリがあると!

デザイナー必見!Gravit DesignerさえあればIllustratorはもう要らない
https://ferret-plus.com/8672

開発した会社やこのソフトについて記事の中の引用です。

Gravit社は、デザイン界に革命を起こそうとしている小さなスタートアップです。
今回ご紹介する「Gravit Designer」のほか、驚くほど簡単にデザインセンスのあるカードやヒーロー ヘッダー、アイキャッチ画像を作成することができるCanva風のソフト「Gravit Klex」、作成した画像をクラウド上で共有することができる「Gravit Cloud」をプロダクトとしてリリースしています。
その中でも同社の代表的な製品が、ベクターデータによるグラフィック作成ソフトウェアである「Gravit Designer」です。
画面のデザインを作成したり、ハイクオリティなアイコンを作成したり、ハイセンスなプレゼンテーションを作成したり、イラストレーションを作ったり、プロトタイプを作ってみたりと、使用できる用途は多岐に渡ります。

ブラウザからも使えるということだったので、Chromebookでも使える!と思い、公式ウエブサイトに行ってみると、なんと、ダウンロードできるOSで、マックやWindowsだけでなく、Linux、そしてChromeOSもある!感動!感謝!



まだ使っていないので、使い勝手とかよくわかりませんが、つかいこなせればChromebook唯一の欠点だった印刷物が作りにくいという課題がなくなります!

ダウンロードしたのでオフラインでも使え、下の画像のようなシェルフからすぐに呼び出せます。




最初、日本語のフォントが使えなかったので不安だったけど、フォントをインストールしたらこんな感じに使える。まだまだいろいろと試していきたい。




こうなったら完全にWindows卒業したいですね。Chromebookも4年たってパワーもないので、やはりPixelbookが欲しい。しかしもう結婚したし、1年に1回ノートパソコン買っているし、転職したばかりで不安もあるので、もうちょっと仕事がんばって妻にもちゃんと説明できるようにしてから買おう。

Pixelbook3が発表されるとかで楽しみ。


2018年9月15日土曜日

日本人は外国人には入国前に高度な日本語力を求める割に、外国行かないと外国語が身につかないと考えている不思議

日本人は、外国行かないと英語とかの外国語が身につかないと考える人が多いのに、外国から来る人には最初から高度な日本語力とかを身に着けているのを期待している。なんなんでしょうね。日本ヤバイ感のひとつです。外国語ができないことを、海外で生活とか学んだ経験がないから当たり前と考えている。

日本から海外へホテルのインターンとかに行く場合のTOEICスコアが最低400点。ほぼ英語がわからないレベル。その他ワーキングホリデーに行く人たちの多くはほぼ英語がわからない状態で行って、向こうで英語を身に着けようとして実際そうしている人たちも多い。

日本へのホテルインターンで求められる日本語力がN2。実際N2の人たちの日本語力はわけわからんこととかも多いけど、英語でTOEIC900点レベルよりも高度な話はできると思うし、そのレベルまでの努力はTOEIC900点が簡単に思えるくらいの努力が必要。

ホテルだったらN2とか求めてないで、英語使って指示とか出せそうなもんだし、接客は外国人客メインでするとかでいいと思うし、今ファミレスとかコンビニでもあんま日本語が上手じゃない人とかでも小さなホテルとは比較にならないくらい複雑な仕事をしているんだから、N2とかいらんと思う。仕事内容もロボットとかでも代替できるくらいのパターン化された仕事だしね。




2018年9月10日月曜日

ベトナムでバイク買うのは結構めんどくさい。ベトナムは何やるのもめんどくさい。

今日妻は故郷のハイズオンへ行ったので、家にひとり。久しぶりに好きなもん食ったり、好きなことをしている。風呂だってはいらないよ!(朝入る)。

今日は近所にあるけどあまり行ったことのない韓国食品店みたいなKマートに行った。冷凍食品で餃子が売っていたので、結構高かったけど買った。デカイのが20個くらいで1200円くらいだから結構高いな。日本だったら、いつもは100円餃子だし、ちょっと奮発してもジャンボ餃子10個で300円くらいだから高いな。

冷静な気持ちだったら絶対買わない金額だけど、つい自由な気分がそうさせてしまったか。韓国濁り酒のマッコリだかも飲んだ。インスタントラーメンも買ったけど腹いっぱいで食べれなかった。

餃子もそうだけど、韓国の店とか、一般のスーパーで、うどんのソフト麺っぽいけど韓国のものだったり、今日はたくあんが結構売られていた。そもそもベトナム人がたくあん食うか?売れるのか?という疑問もあるけど、韓国にもたくあんみたいなのがあるのだろうか?ベトナムでは韓国や台湾のメーカーが日本っぽい商品を作って売っているのもあるので、日本っぽいものを日本の会社がまごまごしているうちにやっちゃってるんだろうか?

妻がハイズオンへ行ったのは、私のバイクを買いに。私は外国人なので、バイクを登録するのが難しいし、代わりに嫁の名義で買おうと思っても書類がハイズオンにあるとかでハイズオンで買って手続きしなければならないらしい。

今はバイクの登録証が義務付けられているらしいし、まあ金でなんとかなるんだろうけど、他人名義のバイクに乗って警察に捕まって取り上げられてもいやだし、中古だとどの程度信用していいのかわからないので、カブの新品7〜8万円くらいだけど、買ってもらいます。

明日妻がバイク屋に買いに行って、来週今度はとりに行って乗って帰ってこんばならん。60キロくらいだけど、原チャリで燕から新潟市の中心部まで行くのより距離あるし、二人乗りなので、疲れること間違い無し!

2018年9月8日土曜日

技能実習生の教育について

確かにベトナムには日本で言う意味の規律というものはあまりない。今日もコンビニでレジ待ちしているときに割り込まれたし、バイクに乗っていても空いているスペースに突撃していくだけで、自分さえ早くいければあとは渋滞になろうがしったこっちゃない。結果自分も結局早く行けないのだけど。

今日割り込んできたやつは、他の送り出し機関で研修している実習生。お前日本にいくんだろ。こんなんじゃダメだろ、コノヤローと思ったけど、日本語通じなさそうだったので、レジの人に「オレが先」とアピールしたけど、「待ちなさい」と逆に悪者扱い。こんなことで腹を建てていたらベトナムでは生きてはいけない。

こんな状況だから、日本に行く前に規律を身につけさせるために軍隊的な訓練が必要だという考えもある。ほとんどの送り出し機関の研修センターはそううたっているが、実際には形だけ。本当にやっているところは評価をされているところもある。

6ヶ月という短い期間の間で、日本で生活して働くこと準備をさせるためには一番の近道ではあると思う。ただ日本ですら、画一的な教育方法だとか、自分の頭で考えられないような人を大量生産してきたような教育には数十年前から批判もあり反省もあり、今はスポーツでの暴力やパワハラ、高校野球などの選手の酷使などの問題を通して変化の途上であると思う。

それを外国人を相手にまた同じことをやっていても良いものだろうか。今後はベトナムでも他の国々でも経済発展や他の国での外国人労働者の需要も高まり、少なくなってきて争奪は避けられないと思う。その中で、他の国に比べて語学のハードルも高く設定してある上に、日本でしか通じないような、日本ですら時代遅れとされているような言われ通りに動くことだけを目的とした教育を行うことはどうなんだろうかと思う。

6ヶ月という期間なので、理想でしかないけど、もうちょっと応用の効くような自分で考える力をつけるとか、回り道のようで実は近道だったりするようなことがあるかもしれないので、違う方法を考えてみたい。

2018年9月7日金曜日

かつおぶしご飯はやはり最高にうまい

今晩日本語教室に行ったベトナム人妻が、

「if you dont want to eat ourside, there is ban go han at home」

というメッセージをくれた。

ban go han

一体なんのことだろう?そんなベトナムの食べ物あったっけ?としばらく晩御飯を食べようと思ってグラブバイクを降りたサークルKの前で考えた。

そうか!「晩御飯」のことか!


サークルKでは、ベトナムサンドイッチの「バインミー」とサークルK特製汁なしインスタントラーメンにハマっている。

今まで住んできたところも職場も周りに食べ物屋さんが少なかったのですが、今月から職場を変えて選択肢がたくさんあることと、バイク通勤時々グラブバイクになったので、けっこう早めに職場に着いたり、グラブを待っている間に時間を潰すのにサークルKを使っている。

ベトナムのサークルKの店舗運営は非常に効率が悪く、私がいますぐにカウンターを乗り越えて手伝ってやりたいくらいだ。3人並んでいて、そのうちのひとりでも卵のバインミーでも頼んでいたら、自分の汁なしインスタントラーメンの支払いを済まして食べ物が出てくるまでに10分はかかる。10分なんて、極太麺の燕ラーメンが茹で上がる時間だよ。ただし杭州飯店はのぞく。

職場の近くはサークルKで食わなくてもバインミーの屋台だらけなので、5人くらい並んでいると屋台で買う。まあ、パンはどこでも一緒だし、ソーセージは多少サークルKのやつが良さそうだけど長時間加熱されていて固くなっている場合もあるので、まあどこで食っても一緒。

しかし冒険がしてみたい。今までの職場は家の近くだったしみんな日本語がしゃべれたので、ひとりでどこかで未知のものにであって苦労することはなかった。そもそもあれ食ってみたい、これ食ってみたいという選択肢がそもそもなかった。プライベートでもだいたい妻と一緒なので、妻が注文してくれた。

今は私ひとりで何かしなくてはならない異国の生活感がようやく出てきた。

妻からの「ban go han」のメッセージを見て、サークルKで汁なしインスタントラーメン目玉焼き&ソーセージ載せを食べるつもりだったおれは、またインスタントラーメンを食べてしまって何か言われることを恐れて約50mくらいの道のりを歩くことにした。

途中、なんでも屋みたいなところでハノイビール1缶10,000ドン(約50円)也を2本買った。なぜサークルKで買わなかったかといえば、キンキンに冷えたビールが好きなので自宅の一番近くの店で買った。

そして自宅に変えると、インゲン豆の炒め物、豚肉の生姜煮のようなものを見つけた。ご飯も炊いてあった。ドンブリにインゲンと豚肉を載せ、唯一エアコンのある寝室へ向かった。

エアコンをつけ、寝室のベッドの脇の床でそれらの料理をつまみにビールを飲んだ。1缶目が空になり、どんぶりのつまみも完食したところで、キッチンへ行き、ビールを冷蔵庫から取り出し、つまみをおかわりした。そのときにふと思いついちゃってご飯も一緒に載せた。

ご飯をもり、日本から以前買い込んできて全然つかっていなかったかつおぶしの小袋をあけてご飯に載せて、醤油をかけた。

余談だが私はすき家の朝食の「まぜのっけご飯朝食」が燕の背脂ラーメンの次に好きだ。前回の出張で松屋のカレーのうまさに驚いたものの、帰国の日の朝になり、もう一食だけ食べる最後の晩餐いや、朝餐の機会があり、松屋のカレーにするかすき家のまぜ乗っけ朝食にするかほぼ考えずともまぜのっけご飯朝食を選んだ。

おくら、おんたま、かつおぶしは最高のコンビネーションだ。そしてあの卵ご飯専用の醤油も素晴らしい。普通の醤油を蚊取り線香のように回していれたらしょっぱくて食えないが、あのだし醤油みたいな適度に薄い醤油はあるていど「ツー」もしくは「サー」という感じで一周半もしくは二週ほどかけても、ややしょっぱいくらいで健康が気になるくらいしょっぱくはならない。

しかし家庭で使っているしょうゆは世界中のどこでもありそうなキッコーマン。あのようにしてかけたらしょっぱすぎてまずくて食えなくなるので、「ツー」もしくは「サー」という感じに蚊取り線香状にかけたい欲求を抑えて、「チュッ」っていう感じに0.2秒ほどかけた。それでもかけすぎのような気がした。

それでも食べてみたら大成功。こんなうまいものがあるか。

Chromebookを仕事でメインで使っています


転職先の会社で、パソコン買ってやると言われましたが、どうせ出張行くときとか自分のノートパソコンしか持っていかないので、いらねと言って自分のウィンドウズノートを会社に持っていきました。

が、スマホとかは会社のWiFiにつながるのに、ノートパソコンはエラーが出たりしてつながらない。ネットで同じ症状の直し方とか調べてその通りやってみてもダメ。

自分のスマホからテザリングして使っていたけど限度があるので、Chromebook持ってきたら超快適。

Chromebook自体が快適だけど、私の持っているAcerのC720とかいうやつが手に馴染みやすくて快適。この快適さをウィンドウズにと思って同じAcerの同じようなモデルのWindows機を買いましたが、全然違う。タイピングもタッチパッドの使いやすさも、Chromebookの方が全然上。以前は、CloudBookというChromebookと同じモデルのWindowsも使っていましたが、それでもなんか違った。やはりChromebook最強。

とはいえ、印刷物作ったりという作業には向いていないので、こればっかというわけにはいかない。あと、スプレッドシートとかよりエクセルの方がまだ馴染みやすいので、自らスプレッドシートを使う努力をしなければならない。

Chromebookのデスクトップが何にもなくて寂しい。

妻は妹が日本へ技能実習に行くために、シンガポールで稼いだお金から190万円払った。

ベトナム人の妻は昔シンガポールで働いていました。バーテンの仕事をしていたときに、コツコツ集めていたタイガービールのプルタブだかなんかが懸賞に当たってお金がもらえて、そのお金で英語を勉強することができ、シンガポール行きの試験に合格したそうです。仕事を紹介してもらうためのお金は3000ドルだったそうです。

シンガポールへ行ってすぐに、同期のベトナム人たちが次々とクビになり、次は自分かと毎日恐れていたそうですが、クビになることはなく4年間安定して働いていたそうです。毎日残業させてくださいとお願いして、夜勤日勤問わず仕事をして、自分でお金は使わずにほとんどすべてをベトナムへ送っていたそうです。

そしてそのお金で、妹が日本へ技能実習生として行くことになりました。手数料は17000ドル。当時のレートでいくらかわかりませんが、今のレートでも190万円近く。送り出し機関が徴収したその金はどこへ消えたのでしょう。

組合へのキックバック、高級レストランでの接待費、カラオケで女性といちゃいちゃする費用、その女性をホテルの部屋に連れ込む費用、その他日本やベトナム側のブローカーでしょう。あとは送り出し機関のスタッフのボーナスとか、送り出し機関自体の稼ぎとして。

妻が苦労して稼いだ金をそんな風に使われたと考えると、絶対許さん!という気持ちになります。190万円近く払って、日本へ行った妹も最低賃金での実習だったので、いくら頑張っても元を取り返すのは難しいですが、妹も残業たくさんしてなんとか実家に仕送りができていたようです。

送り出し機関の社長やスタッフの中にも150万とか払って日本に行って苦労してきた人たちがたくさんいます。その中で自分が稼げる立場になったことで、実習生に新たに多額の借金を抱えさせて私腹を肥やすことが当然と感じている人が多くいます。

しかし少数だとは思うのですが、中には自分がされたことや、体験したことを他の人たちにさせたくないと考えている人達もいます。前の会社の同僚にも1人いましたが、実習生たちのことを親身に思って日本へ厳しくかつ優しく接しようとしているのに、社長や他のスタッフたちが手荒に扱っても大丈夫な商品、たとえば資源ゴミだとか、家畜同然に見えるのか、そのような扱いをしていたために、結構傷ついていました。私と同じ時期に退職しましたが。

転職先の会社も珍しく社長がそのタイプのように感じていて、前の会社にいたときは、「ここは他の送り出し機関よりもまともなほうだ」と思い込もうとしていたのか、信じようとしていたのですが、移ってみて、社長が親身になって実習生たちと話していたり、新しいセンターに移る手伝いをしたことに実習生たちにお礼を言っていたり、作業中の実習生たちのためにエアコンや扇風機をつけてやったりとするのを見て、前の会社とだいぶ違うなあと感じました。全貌はわからないことが多いですが、「いいひと」であることは間違いなさそうです。男にできるように私も営業としてがんばります。

2018年9月6日木曜日

ベトナムでは看板の写真の通りのものはない

新卒で入社した金型メーカーに勤務した初日に、営業部長から言われた言葉。

「加藤君、金型屋の営業なんて、ピンサロの呼び込みと一緒なんだ。意味わかるか?看板の写真の姉ちゃんはいねえ」

最初は意味がわかりませんが、金型はプラスチックが溶けた状態から固まるときに変形する生き物みたいなものなので、いくら「うちは良いものつくれまっせ」と言ったところで、パーフェクトなものなどできない。どこを落としどころにするかが、お客さん側でも金型屋側でも大切な技術力のひとつでした。

ベトナムではあらゆる商売がピンサロの看板通りです。サークルKですら、メニューの写真と出て来るものが完全に違います。

嫁が日本語を勉強するときに、「完全無料!」という投稿に惹かれて行ってみたところ、全然無料じゃなかったこともあります。

今、通勤のためにホンダのカブを買おうとしていて、クラシファイドサイトみたいなのがベトナム人気だということを聞いて、ハノイのカブで検索して電話をかけて行ってきました。

https://www.chotot.com/

しかし、投稿されているような新しめのカブは一台もなく、ボロボロのカブだけ。

ま、次行ってみようと、片っ端からカブを売りますという投稿をしている人に電話をかけても、全部そのボロボロのカブしかない店につながります。投稿者のIDも電話番号もみんな違うのですが、その店がいろんなアカウント持っていたり、スタッフが別々に登録していたりと。

今日また、このサイトでいいカブの投稿を見つけたので、妻に電話かけてもらったら、やはりあの店につながりました。

2018年9月5日水曜日

ベトナムで松屋のカレーっぽいものを自作してみた

先月、日本に出張してベトナムに帰国する前日に、食べ残したものとして松屋のカレーがあった。トマトカレーだったかがすごく美味しいと記憶していたので、言ってみたところ、カレーがめちゃくちゃ進化していて驚いた。とんでもなくうまい。

これは洋食屋のカレーだとかホテルカレーだとか、試してガッテン流カレーだとかみんなぶち抜いて過去のものにしてしまったような旨さ。

ごろごろチキンカレーがネットですごく評判がいいので食べたかったが残念ながら帰国してしまい未だ味わえず。。。

ベトナムにいると本格的なカレーはインド料理屋で食べられるが、こっちのインド料理ってカレー1杯食べて帰ってくるという気楽さがなくて、けっこう高級そうな内装でいろんなカレーを食うようなので、うまいけどおれの求めているのはそうじゃない。一杯のカレーだ。

そこで、次に日本に変えるまでに我慢できず、自分で作ってみた。

松屋のカレーを食ったときの印象としては、

1.適度に辛い→チリパウダーが効いている
2.黒い
3.玉ねぎの形は多少残っている
4.多少の苦味がある

てなわけで、そういう味を出せるよう試してみた。

やってみた手順

1.厚手の鍋に、たっぷりのにんにくと生姜とたまねぎと人参のみじん切りを炒める。塩は早めに入れた。なぜならこの間Youtubeでミートソースの作り方を見て、料理人がそうした方が良いと言っていたから。人参は入れるか迷って玉ねぎだけにしようかと思ったけど、味に深みが出そうで入れた。中火よりちょっと強めで、あまりいじらず、苦味や旨味の元になるコゲが多少できるくらいにして、少しコゲてはひっくり返したりこそげ落としたりしてブラウン色になるまで炒めた。

2.鶏肉を入れてさらに炒める。ここでもあまりいじらず、鶏肉にもコゲができるほどの火力にして、コゲができてはこそげ落とし、落ちないコゲには水を少し加えてこそげ落としながら炒めた。

3.カレー粉を入れてさらに炒めた。カレー粉もじっくり炒めたかったが、けっこうコゲてきたため、さっとしか炒められなかった。カレー粉はベトナムで買ったベトナムブレンド。単体でスパイスを変えなかったので、スパイスの調合はメーカーでのブレンドのまま。もっと辛くしたかったが、チリパウダーがなかった。

4.トマト缶投入。生のトマトを入れるか最後まで迷ったが、トマト缶を空けてしまっていたので、トマト缶を使った。水もトマト缶の半分くらい投入。

5.そのまま1時間くらい煮込む。途中、塩を調整して味付け。鍋底が多少コゲてきたけど、こそげ落としながら煮込んだ。厚手の鍋なので、燃えるほどのコゲにはならなく、注意していればコクのあるコゲだけ作れる。

完成。

感想。さすがに焦がし過ぎで苦すぎるだろう、と思ったけどそうでもなかった。コゲが今まで自分の作ったカレーでは体験したことのない旨味を出している。チリパウダーでもうちょっと辛くできればもっと良かった。松屋で食べたときは、玉ねぎの形が残っているように思ったので、ミキサーとか使わなかったけど、試してガッテン流みたいに、肉以外の具をミキサーにかけた方がスムーズになって美味しかったのかもしれない。ベトナム人嫁にも好評だった。

感想としては、松屋のカレーに近いものが作れたと思う。カレーに飢えていたことと、松屋のカレーの味が遠い思い出になってしまったからかなり甘い自己評価になっているかもしれないが、本当に美味しかった。やはりコゲは大切だ。コクを出すためにチョコレートを入れるのもいいけど、コゲは大切。コゲの大切さを学んだ試作でした。

ベトナム人の無茶ぶり

ベトナムの会社で働いていると無茶ぶりされることがよくあります。

よくある無茶ぶりは、「今日、今から3時間会話の授業を教えてください」というような感じ。まだ日本語教師でもないし、テキストも見ていないし、何課まで進んでいるのかもわからない。こういうのをこなしているうちに、無茶ぶり筋肉がついてくる。

今日の無茶ぶりは、スカイプでお客さんとの面接。まだ入社2日目なので全くわからないも同然ですが、まずお客さんとのスカイプにつなげられて司会のようなことをやらされ、話しているうちにトラブルが発覚してお客さんは怒り、トラブルの言い訳とかを伝えられ…みたいな。まあ、よくある。

お客さんも痛いだろうけど、私も痛いのでこういうことが起きないように社内の状況は把握していこうと思う。転職前の会社では、上司が秘密主義で絶対に自分の抱えているお客とかのことは言わないので、トラブルが起きたときにたまたま俺が日本にいて社長が切れてみたいな感じで、何もわからないのに謝りにすっとんでいくことが何度もあった。

今回の会社は秘密主義のゲスの極みみたいなのはいないし、社長はなんでも相談してくれるので、こういうトラブルは未然に防げると思う。

とにかくベトナムの会社にいると無茶ぶり筋がついてきます。あんまり使いたくないけど。