2011年5月25日水曜日

人生初のぬか漬け

ついに人生初のぬか漬けをはじめました。

糠床の手入れだけでなく、基本的な原理すらよくわからないままのスタートです。ネットを見てもよくわからん。いろいろな人に聞きながらやろうと思います。

さらば、スーパーのぬか漬け。

糠床に竹炭も入れ、微生物パワーアップです。

炭うどん。楽しくて健康でグロテスクな炭クッキング。

放射性物質とかだけでなく、現代は空気とか水とか食べ物とかいろいろな変なものが入っている時代。

今日のNHKでも、原因不明のシックハウス症候群についての番組がありました。

シックハウス症候群は、住宅に使う材料で健康に害を与えることがわかっている素材に関しては使用量の規制などがありましたが、その規制も甘い上、化学物質というのは調べればキリがないくらいたくさんあるので、その一部を規制したところでわからないことだらけらしい。

先日の魚沼の炭焼き談義でも元気な80歳コンビが話していたことは、炭焼きは真っ黒な粉にまみれて仕事をするので、粉塵を吸って普通は病気になるはずが、病気にならずに逆にピンピンし出す。

炭のことも化学物質と同じでわからないことだらけらしいけど、アメリカでは「チャコールレメディ」という本も出ているくらいで、炭を食うことで体の中の変な物質を吸着して体外に排出する作用があることは、医療とかでも毒を食った人にまず炭を飲ませる(医療用)というのは、TBSドラマJINの江戸時代だけでなく、現代でも同じのようです。

危険な時代に、何の変哲もな数千年の文化をもつ伝統技術が役にたつのは、昔の人の知恵のすごさだと思います。

僕は毎日のように炭の粉を吸っていて、柔らかい材料の木炭ができるとそのままかじったりしているので、特に食品用の炭を食ったりしません。(竹炭をそのまま食うと繊維が突き刺さる可能性があるのでやらないでください。食べる場合は「食品用」と書かれているやつを食べてください)。

自分だけ健康になってもしょうがないので、原発事故のあとは何人かの人に手持ちの食品用の炭の粉を渡しました。


しかし、コレも粉の炭を水に入れて溶かして真っ黒な水にして飲むのも怪しい健康法みたいな感じで抵抗があります。

そこで楽しくてグロテスクな炭クッキングを提案します。


先日は、よく食事をご馳走になるなどお世話になっている西山さんの家で、竹炭うどんを作らせてもらいました。

作り方はコチラ

中力粉 300g

塩 大さじ1

水 140cc

食品用竹炭パウダー 大さじ1




これをホームベーカリーに入れて、30分くらいこねてもらう。

こねたやつは、サランラップなどにつつみ、1時間くらいねかせて、伸ばし、切ってゆでてできあがり。


ホームベーカリーがなければ、体を使ってうどんエキササイズなどをやりながらこねる。これもまた健康のため。

味はまあまあ。しかし驚異的なコシ。

炭が入っていることで、遠赤外線なども出るのでゆで時間も普通の手打ちうどんより短縮できるらしい。

グロテスクな見た目以外、いいこと尽くしの炭クッキング。

放射性物質対策や健康のために竹炭パウダー入りの水を飲むのもいいですが、大切な人たちに炭クッキングをふるまい、楽しんで共有できることをお勧めします。

このほかに真っ黒な竹炭ロールケーキをつくりましたが、大失敗でした。これはうまくいったらレシピを載せます。



2011年5月22日日曜日

ためしてガッテン:焼き肉革命!炭はこう使え

ためしてガッテンのウェブサイトに載っていた炭火での焼肉。

読んでいるだけでおいしそう。

七輪の部品が破損してしまったので、交換するのが売ってないかな。

http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20080910.html

2011年5月21日土曜日

魚沼炭焼き談義に参加してきました

一昨日は魚沼市で、魚沼木炭生産組合と越後炭焼きの会の交流を兼ねた、「うおぬま炭焼き談義」へ参加してきました。

今は炭の生産も売上も日本全体としてかなり低くなっていますが、炭は今後の世の中で必ず必用とされる素材であるので、下げるどころか上げて行こうという意気込みの中で開催されたもので、どうやってそれを成し遂げていくかということを話し合いました。

第一部は事例紹介で、

1.加茂市の炭美人工房の玉木さん。主に燃料用の木の上質の白炭を生産されている方です。

2.前のエントリーで紹介した佐渡のカルロス。

3. チャコールブラックスの加藤


がお話させていただきました。


発表者の座る席で、3人で炭焼きの技術について話をしていて、年齢も比較的若く、ブラジル人まで混じっているのに違和感を感じなかったことにやや違和感を感じました。

今まで個性的な人たちにはたくさん出会ってきましたが、酒を飲んで宿泊も一緒にするとかなり個性的な人たちだということがわかってきました。


こちらは、発表中の玉木さん。


カルロスが発表中。かなり緊張しているようです。


もちろん自分の写真はありません。

後で師匠の藤田さんが、

「3人ともどこかの大学の先生が発表しているみてぇらった。毎日真っ黒になって仕事をしている人間とは思えねぇ」

ということを言っていただきました。


後半の意見交換で、発表をしている木炭認証委員の榎本さん。そして、右下の黒いジャケットを着ているのが、三条の渋川さん。80歳コンビです。

この80歳コンビは炭が大好きらしく、炭は「友達」とか「天命」という発言もしていましたが、炭そのものや、炭焼きという仕事を通して80までピンピンしていて、「今が一番元気です」と言っていました。

お肌を見ても炭が健康や美容にいいというのは本当なんだろうなというのを証明している2人でした。

また、出てきた意見のひとつで、「炭は人間の再生だ」という意見も何人もの人が言っていました。

体や心の健康。それに炭焼きという作業自体を含めるともっと効果があるのではと思いました。


この写真は宿泊した部屋の写真です。

このような大きな部屋にポツンと1枚布団をしいて寝ました。トイレや洗面所、廊下などを含めると自分のアパートよりも広いことが衝撃的でした。

宴会もしたこの温泉は、神湯温泉倶楽部という施設ですが、残念ながら夜遅くまで飲み、朝早かったので温泉には入れませんでした。

宴会中や、宴会後にカルロスの部屋で飲んでいるときに、酔っていないように見える俺にカルロスが、

「カトサン、飲んでないね!飲みましょ!」

と言ってビールや焼酎をかなりのペースでついできましたが、それでも変化が起こらないので、

「カトサン、強いネ!変わらない!」

と驚いていました。


実際には酔っていないのではなく、酔っても表情とか声がもともと鈍いので外からわかりずらいだけなのです。

その証拠に、夜は12時に寝ましたが、変な夢ばかり見て4時頃に目が覚め、その後眠れないことで翌日は丸1日調子が悪かった。


トイレに入っている玉木さんを待っているときに撮った外の風景。

春の遅い魚沼は今が一番きれいな感じがします。市役所の近くで昼食をとりに入った蕎麦屋が、全く期待していなかったにもかかわらず、この世にこんなおいしいそばがあるかと思うくらいうまかった。

残念ながら名前は覚えていないけど、魚沼市役所の広神庁舎のすぐ近くの蕎麦屋です。

市役所の人がいうのは、もっとおいしい本格的な蕎麦屋があるそうで、これよりおいしい蕎麦屋があることに想像力が伴わなかった。

2011年5月18日水曜日

佐渡のカルロス

前から会いたいと思っていた佐渡の竹炭焼きのブラジル人のカルロスが、窯に来てくれました。

カルロスは現在、師匠の藤田さんの炭焼き小屋に泊まりこみで炭焼きの修行中で、今日な何もすることがないので、柏崎に来て、炭出しや竹の切り出しなどを手伝ってくれました。

カルロスは竹でドラムを作って、「SADRUM(サドラム)」というドラムチームを作ったり、下の写真のようにピアスからハシからスプーンからペンダント、かんざしなど、日本人にはできないセンスでいろんな竹細工を作っています。

炭のことなども自分で何年間も焼いているだけに、かなり専門的な話まですることができました。

明日は魚沼市で魚沼木炭組合と越後炭焼きの会の集まる「うおぬま炭焼き談義」で僕もカルロスも事例紹介をします。



竹の楽器の演奏の動画です。

またまた狭い動画になってすみません。



2011年5月9日月曜日

ケニヤの奇跡のストーブ

しょっちゅう書いていることですが、絵がわかりやすかったので...




http://saveone.net/#1398935/Kenya-s-Miracle-Stove-The-Biochar-Anilla-Stove

モンタナ州で木質バイオマスのガス化

モンタナ州で、間伐材とかの林業廃棄物を使って、熱エネルギー、電気、バイオ炭を製造するのに5.3百万ドルの助成金がついたという記事。

なんとなくモンタナ州の森林事情は日本と似ているのかと思った。

これにより、雇用を生み出すだけでなく、CO2排出の少ないエネルギーと、バイオ炭による炭素固定ができる。

http://www.clarkforkchronicle.com/article.php/20110506014629200

2011年5月6日金曜日

週末の肉体労働 参加者募集

不定期で行ってきた、炭焼き小屋や竹林での肉体労働活動を今週の日曜日にも行います。


やる内容は、

◆1.月曜日に火を止めた木炭を窯から出す。

◆2.新しい竹材を窯に詰めて、口火焚き。

◆3.これがメイン作業になりますが、昔の窯の跡を利用して、普通の土窯では炭にしにくい細かい木や竹の枝、雑草、葉などを粉炭にできるように試してみたいと思います。

これができるようになると、今まで剪定材とかで、いろんなところで始末に困って薪にもできないような細かい材料を炭にすることができるようになります。

炭にして土壌改良や環境浄化などに使える上、CO2の固定にもなります。


■集合場所: 柏崎市西山町事務所の駐車場
(地図:http://bit.ly/iTe9O6)

■集合時間: 8:00AMと9:30AM

■参加する方は事前の連絡をください。
hiroakikato<アット>charcoalblacks.jp

粟島ツアー: 海の植林&自然の中での肉体活動ツアー 仮予約受付開始

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        粟島

  海の植林&自然の中での肉体活動ツアー
      
  仮予約受付開始

         2011年6月17日(土)~18日(日) 1泊2日

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まだまだ企画に詰めるところはありますが、あと一ヶ月近くと迫ってきたので粟島での海の植林&自然の中での活動ツアーの仮予約の受付を開始します。

日程や大まかな内容は決まりましたが、内容や費用などまだ細かいところを詰める必要があるので仮予約という形にさせていただきます。


冬の間、みなさんのご協力で集めたカイロ使って、いよいよ粟島の海藻や魚が少なくなった海が生命を取り戻すための藻場再生ツアーを行います。


また、それだけでなく、チャコールブラックスの竹林の整備や炭焼きの活動を通して感じていることは、自然の中で体を動かして作業をすることはきつくて、汚いですが、現代人にとっては最高の精神的な喜びとなります。

その後の食事や酒も最高にうまい。何より自然の中では立場の違いも気にせず、参加者同士が交流できるところがいい。

それで畑の開墾や釣りなど、自然の中で体を動かすことを体験できるツアーを企画しています。


藻場の再生について、はじめて聞く人のために説明しますが、今、日本中の海で、藻場の海藻類がなくなり、産卵場所を失った魚も消えてしまう磯やけがおきています。

主な原因は、海水の中の鉄不足と考えられています。人間も鉄分がないと生きていけないように、海も生きていくことができません。

現在の日本では、荒れた人工山や河川のコンクリートによる工事などの影響で山の鉄分が海に届かなくなってきています。効果が出るには数十年単位の年月がかかる。山の手入れなどをしていく一方、鉄と炭を使った海への鉄イオン供給による藻場再生を行います。

使い捨てカイロは、主な原料は鉄と炭でできているので、鉄と炭素の電位差と海水が電溶液になり、鉄がイオン化し、植物プランクトンの吸収できるレベルで溶け出します。

鉄分のあるところでは、植物プランクトンが増殖するため、海藻が生え、魚も戻ってくる。光合成を行う植物プランクトンや海藻が吸収するCO2量は陸地の数倍と言われるので、海に緑を取り戻す温暖化対策にもなります。


6月18日~19日のツアーでは、この使用済みカイロを使った藻場の再生を体験していただきます。


自然の中でおもいっきり体をうごかした後は、参加者や島の人たちを交えた交流会を行います。


粟島ツアー仮予約ページへ
http://my.formman.com/form/pc/SuMNYLwUGChUFrvQ/

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■日程:6月18(土)、19(日)

■募集人数: 40名

■費用: 約15,000円前後
(含まれるもの:フェリー代、宿泊代、食事代
 含まれないもの:交流会での飲み物代など)

■宿泊場所:粟島内の民宿

■お問合せ
チャコールブラックスのウェブサイトの「お問合せ」からお願いします。
http://www.charcoalblacks.jp/

■お申し込み(仮予約)
http://my.formman.com/form/pc/SuMNYLwUGChUFrvQ/

■スケジュール:

<18日(土)>

10:00 岩船港集合
10:30 岩船港出港
12:00 粟島着港

12:00~13:00 昼食

13:30~14:00 チェックイン

14:00~ テストマッチ前半(自然の中での活動)

活動は下記の中から選択

 1.カイロを使った藻場の再生
 2.畑の開墾
 3.釣り

17:00 温泉

19:00くらい アフターマッチファンクション(交流会)


<19日(日)>

早朝 希望者は釣り

7:00 朝食

8:00~9:00 カイロのメカニズムや炭についての勉強会

10:30~ テストマッチ後半
(粟島クリーンアップ作戦(海岸の清掃)や、前日の自然の中での活動の続き)

12:00 昼食

15:30 粟島港出港

17:10 岩船港着港

現地解散

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2011年5月4日水曜日

ゴッドファーザー:男とは

フレーミングドクターペッパーの材料のひとつのアマレットという酒を使って、「ゴッドファーザー」というカクテルを作れるのか...。シブぃ...。

http://apl.suntory.co.jp/wnb/cocktail/recipe/god_father/index.html

今日はちょっと遅くなってしまったので、明日はゴッドファーザーのDVDを借りてきて、「男とは」ということを学ぼう。

謎のアホカクテル・フラミンゴドクターペッパー

先ほどのエントリーで、謎のカクテル「フラミンゴ・ドクターペッパー」と書きましたが、念のため一応、検索してみました。

このカクテルは不毛の地・モーゼスレイクにいるときに、大学の先輩方からよく飲ませられたアホなカクテルです。

注文するとビールの入ったグラスと、ショットグラスに入った酒が出てきて、酒にライターで火をつけると「ボッ」と火がつき、ショットグラスごとビールの中に入れて一気に飲む。

不思議なことにドクターペッパーの味がして、ドクターペッパー好きには最初はたまらない酒なのですが、飲ませられているうちに「オエ...」となってきて、大好きなドクターペッパーまで嫌いになってしまうというアホだけど幸せになってその後地獄に落ちる飲み物です。

アホな飲み会には欠かせませんが、つぶれることは覚悟しなければなりません。

不毛の地・モーゼスレイクを離れてからバーテンダーとかに聞いてもみんな知らなく、出会うことがなかったので、すっかりご当地カクテルかと思っていましたが、普通に存在している飲み物だと知って安心しました。

Flaming Dr. Pepperの作り方


6 ounces Beer
1 ounce Amaretto(アマレット)http://www.blogger.com/img/blank.gif
1 dash 151 Proof Rumhttp://www.blogger.com/img/blank.gif

Pour about 2/3 of a can of beer into a glass. Fill a shot glass almost full with Amaretto and use the back of a spoon to layer the Bacardi 151on top of the glass. Ignite and quickly drop the shot glass in the beer glass. Drink quickly.


わかりやすい動画
http://youtu.be/3TkCtJ0gS2I

もうひとつ作り方の動画



アホな動画。でもマジシャンか!?



今、検索して気づきましたが、フラミンゴ(Flamingo)・ドクターペッパーでは、フレイミング(Flaming:)・ドクターペッパー(炎のドクターペッパー)でした。

だから検索にひっかからなかったのか...。グーグルの「もしかして○○?」のおかげです。

Changing Partners: 人をちょっとでも幸せにする仕事

昨日の夜は、去年の長岡の高校生の国際交流プログラムの引率者の交流会でした。

というとなんか仕事っぽい感じになるけど、単なるプライベートの飲み会です。


引率者のひとりの家が会場でしたが、手作り餃子(しかも皮から!)を作ってすごくおいしかった。

餃子の皮作りも、ずっと昔に中国人の友達が正月に作ってくれたときは、ローラーを2~3回すごい速さで転がして一瞬のうちにきれいな円形の皮ができていましたが、我々はそうはいきません。

長細くなったり、穴が開いたりするわりに時間もかかります。

しかし、最後の2~3枚は昔の中国人の友達のイメージをやや思い出してきて、時間はかかるけどややまともな円形にできるようになってきました。

次にやるときにはすっかり忘れているでしょうが。



今日も日中は長岡へ行っていましたが、帰ってきてから最近見ているドラマの「バーテンダー」を見ました。

映画の「サイドウェイズ」を見ていたときは、主人公たちが朝から晩まで赤ワインを飲み、飲みすぎでつぶれた翌日も朝から赤ワインを飲んでいるのを見て、かなり「オエ...」気味な気持ちになりました。

このドラマも、カクテルはマルガリータと、謎のカクテル「フラミンゴ・ドクターペッパー」以外にほとんど口にしたことがないので、「甘い」というイメージしかないため、次から次へとカクテルが出てきて、見ていて「オエ...」と感じてきます。

カクテルのひとつに、「テネシー・ワルツ」というのが出てきて、思い出したのが「テネシー・ワルツ」というドラマでも取り上げられた曲ではなく、頭の中を昔聞いた別の曲が流れ始め、覚えている歌詞の断片を検索してみると、「Changing Partners」という曲でした。

なんかいい感じの音楽です。

余談でしたが、カクテルを飲まないのでバーとかもほとんど行ったことがないので、バーテンダーという職業についてあまり考えたことはありませんでした。ドラマだから過剰な表現があるかもしれませんが、どんな職業にも、「何とか道」といえるほどの深いなんていうか、教えというか、哲学というか、適切な言葉が浮かびませんが、そんなのがあるように感じました。

「バーテンダーの仕事は、あのドアから入ってきたお客さんが、出て行くときにちょっとでも元気にする仕事だ」

というようなセリフに感動し、それはどんな仕事にも通じる考えだと思いました。

自分の仕事に当てはめてみると、

「炭焼きの仕事は、あのドアから入ってきたお客さんが、出て行くときにちょっとでも元気にする仕事だ」」

これではイメージがわきません。


炭が体にいいとか、癒されるとか、科学的にそういうことはあっても、ちょっと理屈っぽく語ってしまうことがある。


昨日の交流会のように素晴らしい人たちとおいしい食べ物を作って酒を飲むというのは理屈ではない楽しさがある。


炭焼きが理屈抜きに、人をちょっとでも幸せにできる仕事になるにはどうしたらいいだろうか?

という問いを持ちながら山へ入ろうと思います。

その前に、その問いを持ちながらドラマの続きを...。



We were waltzing together,
To a dreamy melody
When they called out, "change partners"
And you waltzed away from me
Now my arms feel so empty,
As I gaze around the floor
And I'll keep on changing partners
Till I hold you once more

Though we danced for one moment
And too soon, we had to part
In that wonderful moment,
Something happened to my heart
So I'll keep changing partners
Till your in my arms, and then
Oh my darling, I will never
Change partners again

Though we danced for one moment,
And too soon, we had to part
In that wonderful moment,
Something happened to my heart
So I'll keep changing partners
Till your in my arms, and then
Oh my darling, I will never
Change partners again

2011年5月3日火曜日

「ネイチャー」誌でライバルの特集

一方的にライバル視しているアメリカのバイオ炭企業の創業者のジェイソン・アランブルが「ネイチャー」誌のオンライン版で特集されていた。

ライバルということもあって和訳してみましたが、でかけるので途中まで投稿。

アメリカはバイオ炭や農業、温暖化、新エネルギーなどへの対応で日本と文化が違うから順風満帆だったんだろうなぁ...と思っていたのですが、やはり苦労というか、ピンチはあったようでした。

スーツ着てプレゼンしている姿しか見たことがなかったけど、まさか自分で溶接までやっちゃうとは...。頭だけでなく、肉体労働でも負・け・た...。
リンク
しかし溶接のヒントも近所の溶接工と食事をしながら教えてもらい、炭化や熱分解の情報はYouTubeの動画を見まくったなど、最初から専門家だったわけではない。

刺激になったのでがんばろう。

原文
http://www.nature.com/nclimate/journal/vaop/ncurrent/full/nclimate1091.html

***************

ブラウンの縮れ毛をした25歳のテキサス人のジェイソン・アランブルが始めてバイオ炭のことを知ったのは、プリンストン大学在学中に、パナマのスミソニアン・トロピカル・リサーチ・インスティテュートを2006年に訪れたときだった。

古代アマゾン人が、砕いた炭を土壌にいれ、イモやトウモロコシの収穫量を上げていたことを知った。

しかし農業廃棄物で作った炭を土壌に入れることは、炭素を何千年間も固定することになる、とアランブルはおもっあt。

コーネル大学の土壌科学者のヨハネス・リーマン教授の2006年のアランブルをバイオ炭による炭素固定の可能性に気づかせた論文には、実践するためのプランがなかった。

「だから、自分がやることにした」



ニューヨークのブルックリンにあるアーティストに人気の800平方フィートの鉄工所のスペースを借りた。

そして、古いジーンズに溶接ジャケットとカウボーイブーツを身につけ、トウモロコシの茎や籾殻、そのほかの穀物の廃棄物をバイオ炭にする機械を作るために建物を改造した。

溶接のヒントは、通りの向かいのロージーズと呼ばれる食品移動販売車で、ポーランドソーセージを食べているときに仲間の溶接業者から聞いた。

「それにすごい量のYouTubeのビデオを見た」

3ヶ月後、プロトタイプが完成した。10フィートの高さの、ステンレスの筒状のキラリと光るものだった。

アランブルはジーンズをスーツに着替え、アイデアをベンチャーキャピタリストに売り込みに行った。

しかし、最初のミーティングで得るものはほとんどなかった。

あきらめるかわりに、やり方を変えた。

アランブルは、2人の兄弟も含めて起業家の多い家庭出身だ。「僕のおじいちゃんはサンタ・ドミンゴで花を売っていたと聞かされながら育った」


(途中省略)

現在、ジェイソン・アランブルと2人のエンジニアと2人のビジネスディベロッパーと鶏の群れで構成された彼のチームは、テキサス州オースチンの産業中心地のコンクリート工場で活動している。

「我々は複数のヤギを追いかけています」

アランブルは言います。

彼の親しい友達が自転車タクシー会社を運営していて、400平方フィートのオフィスとして使用している家を、アランブルが青と緑と赤にペイントした。

家の前の庭には、kaleやブロッコリー、chardを栽培していて、アランブルのプロトタイプの材料になる。

庭には、55ガロンの再利用のドラム缶が転がっていて、それがアランブルの機械の最新モデルの材料となる。

アランブルがオースチンに移動したのは2009年のことで、ベンチャーキャピタルのファンドを得るには、まだまだ改良をしなければならないと気づいてからだ。

ロブ・デイによると、彼は正しい選択をした。

「しょっちゅうクリーンテクノロジーの起業家から話を受け、彼らがいいネズミ取りを作るのだけど、一回もネズミをとったことがない」

アランブルは、2人の地元のエンジニアを雇用した。2人とも仕事を持っているが、開いている時間と、会社でのステーキをごちそうになることで助けることの同意した。

彼らと一緒に最初のプロトタイプをより暑い金属を使って改良した。

2011年5月1日日曜日

炭とダイエット

粉炭で塩害の畑を復活させることができるのか?

ということを調べていたら、別の驚くべき情報を見つけた。

冬の間は寒くてローフード生活が辛くて太りがちなので、春になると必ずダイエットを考えはじめます。


運動とローフードによるダイエットはいつもどおりなのですが、たまたま見つけた裏が取れていない情報ですが、

「家畜のえさに炭を混ぜて食べさせると、炭が脂肪を吸着して出すので、赤肉や霜降りを自由にコントロールできる」

というもの。


家畜の餌に木炭や竹炭を混ぜると元気に育って、肉や卵などがおいしくなるというのはよくありますが、脂肪までコントロールできるとは...。裏は取れていませんが...

まずは自分で実験。最近炭を食ってないから放射性物質対策も含めて。


ちなみに塩害についてですが、科学的なメカニズムは相変わらずよくわからないようですが、チリやオーストラリアで実績はあるようです。


チリ人のバイオ炭の専門家が言うには、

「炭が塩分を吸収し、少しずつ放出するので、植物への害を抑えることができる」

そうです。


しかし、炭は塩分を吸着しないという話もあり、吸着ではなく中和だったり、または別の何かなのかもしれません。人類は炭素を4分の1も活用していないようで、わからないことだらけです。

男らしい仕事

カメラ、というよりiphoneが火を燃やしている灰まみれになるので写真はないけど、昨日、今日と炭焼きの作業でした。

昨日の参加者は92

今日は92と娘のみちこちゃん、そして立川と奥さんと2歳の女の子。


昨日は口火焚きを92が一心不乱にやってくれていて助かった。おれはその間、薪割りや木を切り倒すなど男らしい作業をすることができた。


今日は立川が差し入れに三条の正広という店のカレーラーメンのインスタントラーメンバージョンを持ってきてくれたので、バイオマスガスストーブでお湯を沸かして食った。

今日は木質ペレットを燃料につかったけど、小さな鍋だったので3回に分けてお湯を沸かしてもまだまだずっと燃えていて驚いた。

もちろん、炎が消えた後は炭になっているので、またこれも有効活用。

カレーラーメンには全く興味がなかったけど、なかなかおいしかった。ごはんが欲しくなる。


今日の後半は薪割りという男らしい作業で、多くの丸太を薪にした。

薪割りをして、「スパーン」と太い薪が一撃で割れたときなんか、「なんて今、オレは男らしいんだ」と自分に酔ってしまう。

この気持ちを多くの人に体験させてあげたい。