ご支援やご協力いただいたみなさんのおかげで、クラウドファンディングの期間はあと3日ありますが、目標以上の金額のご支援をいただきました。本当にありがとうございました。
あと3日間、オフランで問い合わせいただいた話で、主にインスタント無煙炭焼き窯についての問い合わせですが、ご支援につながるように努力していきたいと思います。オンラインでのご支援やご協力も引き続きよろしくお願いします。
予想以上に、インスタント無煙炭焼き窯へのご支援を多くいただき、製造していただいている㈱オーテックの小畑様に、数を連絡して、細かい製造方法などの打ち合わせをしました。
すでに製造準備にとりかかっていただいているのですが、そのとき言われたのがなんとなく燕三条のモノづくりの特徴かと感じたのが、
「ヘラ屋ァ、電話にでね」
ということです。インスタント無煙炭焼き窯アタッチメントは、㈱オーテック様だけで作っていただいているわけではなく、ヘラ絞りという、平らな鉄板を回転させて器のような立体にする技術です。
)動画は、燕三条の会社ではありませんが、こんな感じの技術です。
ヘラ屋さんが電話に出ないというのは、ひとりでやっている工場なので、仕事がなくて暇すぎて家に帰ったかというようなことを言っていました。
最近わかってきた燕三条の製造業の特徴は、ひとつの会社がすべて最初から最後までつくるのではなく、分業化が進んでいて、しかも他業種にわたっているようで、自分の会社でできないことは他の会社にお願いしたり、知恵を寄せ集めたりとかできて、文字通り「作れないものはない」地域だそうです。工場を持っていなくても、個人でも何でも作れるそうです。
しかしこうやって多くの技術を集積した地域も、やはり後継者不足というか、仕事が少なくなってきているというか、存続の危機にあるようです。生き残る企業とかも多くあると思いますが、一部だけではなく、これだけ技術を集積させた地域全体がどうやって存続していくかという課題があるようです。
という話を私も仕事をさせていただいている薪ストーブを製造しているDANTEXを運営する㈱笛木溶接工業の松平社長からお聞きしました。松平社長はけっこう高齢ですが、地域の製造業の未来となるとかなり熱く語って聞かせていただいて、勉強になります。
和風でモダンな国産薪ストーブメーカーのDANTEX
会社でも個人でも、何かモノづくりをお考えの方は、ぜひ燕三条にご相談ください。1個からでもつくれますし、いろんな経験を持った人たちが知恵を出し合ってくれます。
自分でモノづくりに関わってみて、はじめて気づいた地元の一面でした。
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