2013年5月14日火曜日

炭、鉄、光合成細菌を使った低コストで健康な農作物を作れる可能性

20年前から有機農業の思考錯誤をしている板垣さんの勧めでの光合成細菌を使った山川プログラムの実験、今朝は棒が85cm入りました。これと炭と鉄分があれば、
耕さずに肥料をやらずに健康な食べ物ができるのではと板垣さんが仮説を立てています。耕す機械も肥料もいらないため低コストで農業ができるようになると、少ない農地でも農業でどうにか食っていく人が増えればなあ…と言っていました。

光合成細菌は池に浮かんでいるのを捕まえてだしの素や粉ミルクなど少量のエサを与えて増やし、炭は竹やぶからでも農業廃棄物からでもできるのでほとんどタダ。鉄分は…。

化学、有機問わず、肥料をやるとそれが地面の下で固まって植物が根を張らない。農地は実は栄養過多で肥満状態。耕しても機械の入らないとこなのでそこから下は根が張らず、結局また肥料をやらなければならない。こんな感じで耕板が柔らかくなれば、肥料をやらずとも耕さずとも植物が根を張れる。

健康食のイメージの強い有機栽培でもやはり肥料を与えることで土壌が肥満化してしまい、肥満の土からできた作物もあまりいいものとは言えないようなので、できる限り肥料は与えないほうが良く、肥料を与えなくても植物が根をはることができればしっかり育つのでは…?という考えです。

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一足先に実験を開始した板垣さんの畑は、1.5mもの深さまでプラスチックの棒が突き刺さります。

一方、すぐ近くの実験をしていない畑では、少しも入りません。

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