2019年11月24日日曜日

接客業の日本人も英語勉強せえや

ベトナム人材をホテル向けに提案していると、

「日本語もできて英語もできる人材をよこせ」

などというアホな話がしかもかなり上から目線で出くわすことがある。

オメェんとこ給料いくら払えるんだや。外国人に2か国語も習得させて日本人よりも低賃金にできるわけがないということが想像つかないんでしょうね。外国に行ったことない人とかは、日本の数十分の一以下の賃金で暮らしていると思っていたり、そうだとすればそんな貧困状態で二か国語も習得できるわけがなかろう。

実際、技能実習生などで日本に行く人はかなり貧しいし学歴もなく仕事にもあぶれている人たちで、だから日本で働きたいのであって、二か国語まで身に着けるような優秀な人材は他の分野にも優れているので、普通の日本人なんかより稼いでいて、日本はたまに遊びに行ったり出張に行く場所で、単純労働をしに行く場所ではない。

こんな単純な想像もできない人がたまに出てきて腹が立つことはありますが、自分もベトナムに来る前は似たようなイメージを持っていたので仕方ないかもしれない。

これを「アホバカマヌケ、そんな人材が低賃金で紹介できるか!クズ野郎!」と言うかわりに、現実を正しく認識してもらえる取り組みをしなければならない。

まあ、ホテル側が英語に困っていることは確かでしょうね。しかしそれを外国人になんとかさせようというのは解決にならない。接客英語なんてアホみたいに簡単なんだからまずは中高で6年間、大学まで入れると4年間勉強してきた自分が率先して練習すべき。

京都のお土産物屋に数年前に行ったときに、アルバイトの大学生みたいなのが結構流暢に英語話していたし、人力車のお兄さんもかなり頑張って英語話していたので、ホテルや旅館のこの状態は良くないね。

お客も外国人だらけで、スタッフも外国人になったら、日本語能力を求めること自体間違っている。アホな日本人上司と会話するためだけに日本語が必要らしい。日本人のお客さんも来るだろうが、接客の日本語もアホみたいに簡単なので、そんなもの誰にでもできる。

ホテルに働いている日本人に英語教育を提供しなければならんね。しかも英会話とかではなく、ライザップみたいなスパルタ式のやつ。一般社団法人とか作って人材のお仕事と一緒にやらんばダメかな。

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