2019年11月26日火曜日

いつの間にかベトナムに来ると帰ってきた感がある

日本での2週間の出張を終えて、ハノイに戻ってきたときにホッとした。

日本にいるときよりほっとして懐かしい気持ちになった。

日本は生まれ育って長年そだったところなので日本の方がホームであり、ハノイは特に冬は南国っぽい解放感など無いにも等しいにも関わらず、なぜそんな気持ちになったのか考えてみた。

ひとつは、出張で日本に行っている間は、毎日重い荷物を担いで電車やバスに乗り継ぎ地方を転々とし、身動きもできないような狭いホテルに泊まる毎日だったし、休みの日も移動していたので、ようやく体を伸ばせる解放感でしょう。

ただ、今回はそれだけではないと感じましたね。こっちで結婚して子供も生まれたというのもありますが、やはりベトナムは外国人が働きたい国のランキングで調査対象の国のうちで10位で、日本は下から2番目の32位という結果です。

理由は賃金など様々な理由はあると思いますし、私もだんだん外国人的な感じ方になってきているのかもしれませんが、細かいルールや謎マナーがたくさんあり堅い感じがするからでしょうね。ワークライフバランスとかいう話もありますが、日本は休みがたくさんあってうらやましいくらいなのでそこではないと思います。

電車が時間通りに来るとか、腹をこわす心配がないほど衛生環境がしっかりしているのは素晴らしいと思いますが、そのために精神をすり減らしている人たちがいるという負の面もあるのでしょうね。精神をすり減らすのは海外でも一緒ですが、ベトナムだと進撃の巨人のオニャンコポンの言葉を借りれば「いろんなやつがいた方が面白い」というのが、日本だと許されないというか、許されないと勝手に考えてしまう環境なのに対し、ベトナムやアメリカでは「いろんなやつがいて良い」と感じられるところなのかなと思いました。

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