2011年1月17日月曜日

例えるなら…



プレゼン資料作成のため、チャコールブラックスが取り組む事業をイラストにしてみました。

例えればこうなるという話で、アフロやピカピカ頭について何か問題視しているわけではありません。


このアフロヘアのイメージは僕です。

アフロヘアではありませんが、ちょっと髪を切りに行くのを怠けていると、モコモコしてかなり頭が大きく見えて悩みのひとつです。

ピカピカ頭は、ラグビー部の後輩のユタカ。10年ぶりくらいに会ったときには、すでにピカピカ頭になっていました。悩んでいるかどうかは定かではありませんが、一応悩んでいるという前提で話をさせてください。


もじゃもじゃ頭は、日本の森林のたとえです。そしてピカピカ頭は、森林消失が深刻な国や地域、そして磯焼けしている海です。

日本の森林は、海外からの安い材木に押され、林業が商売にならないことも大きく、放置され、もじゃもじゃ頭のようになっています。

海外では、日本をはじめとする先進国に安い木材を輸出するために森林が消失しつつあるのをピカピカ頭に例えています。

森林消失の原因はそれだけでなく、世界では我々のように電気やガス、灯油などのいろいろなエネルギーを使用できる人はわずかで、30億人が薪や炭を調理や暖房などのエネルギーにしているといいます。

法律で伐採を禁じたとしても、エネルギーは必要なため、違法な薪や炭のために伐採が後を絶たないといいます。

また、こういう土地では、土壌自体が日本のように、いたるところにいろんな種類の雑草が生えていたり、毎年豊かな農作物の収穫ができるわけではなく、土地が非常に痩せていて収穫量が少ないことも多い。これもピカピカ頭にたとえています。

「だから日本の木材や農作物を、輸出しよう!」

という話は成り立たないため、自分なりにこのアンバランスにどう取り組もうかという結論がチャコールブラックスです。


髪の毛を切ってさっぱりした上、カツラを作って売った金額の一部を、ピカピカ頭の育毛や、残りの髪の毛を守ることに使うことです。

日本の森林をさっぱりさせて、光や風が入るようにし、間伐した材料を炭やその他商品、サービスなどにして販売した一部を、海外での森林を守る事業に使うことです。

森を守る取り組みは、植林だけではなく、薪を使わず、農業廃棄物などを燃料にすることで、薪の使用量を減らせるバイオマスストーブを普及させたり、木材以外のものを炭にして練炭にもすことができます。

また、バイオマスストーブで作られたバイオ炭を土壌に入れることで、土壌が豊かになり、農作物の育ちもよくなるので、毛の種を植えるようなものです。

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