雪道の運転は雪国生まれのくせにすごく怖いので運転したくない。何より駐車場が非常に危険な位置にあるので出て行くのに一苦労するのでさらに外出したくない。
そのため一昨日、冬眠用に1週間分の食料を買い込んできた。
しかし図書館には本を返しにいかなければ...
昨日、勇気を出して雪の中ローソンにアマゾンで注文していた「常在、戦場」という本をとりにいった帰りに、2本のビデオを借りてきた。
ラーメンガール [DVD] | |
ワーナー・ホーム・ビデオ 2009-05-27 売り上げランキング : 31336 おすすめ平均 楽しく観られる映画。 アビーの強い精神 ブリタニー・マーフィが大好きになる! Amazonで詳しく見る by G-Tools |
アメリカ人の女の子がラーメンというひとつの宇宙にはまり、修行を積んでいくというストーリー。
ラーメンは特殊な麺類な感じがする。
自分で作ろうと思ってもなかなか作れるものではなく、作ったとしてもインスタントラーメンやスーパーのマルちゃんの生ラーメンの方がおいしかったりするだろう。
僕はもっぱら食う側で、嫌いなラーメンはあまりないけど、好きなラーメンに関してはかなり味わって食べて、その世界にひたるので、ラーメンはいろいろな素材が奏でる宇宙のような食べ物の感じがする。
主人公のアメリカ人女性が師匠に教えられた通りにスープを作っても素っ気ない味しか出ない。
「魂を込めろ」
といわれても、魂を込めるという意味がわからない。
そこで山奥に住む謎の老婆のところに連れていかれ、ラーメンを食べてもらい、アドバイスをもらう。
泣きながら「魂を込めるとはどういうことですか?」と問うアメリカ人女性に対し、老婆は
「あんたのその涙をスープに入れるつもりで作りなさい」
というアドバイス。
炭焼きにもそのまま応用できる素晴らしいアドバイスをいただいた感じがする。
イントゥ・ザ・ワイルド [DVD] | |
Happinet(SB)(D) 2009-02-27 売り上げランキング : 1882 おすすめ平均 悲哀そのもの 自分の中の違和感を代弁してくれた映画 かつての自分の自己投影 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
最近は自然のことを考えることが多く、アウトドアや旅には全然興味がなかったけど、自然系のものに全ての意識が向いてしまう。
何気なく手にとって見始めてから
「あっ!」
と思った。
これは、14年前に中条の南イリノイ大学新潟校で英語を学んでいるときに、会話パートナーだった38歳の読書ばかりしている留学生のアラン君が紹介してくれた本が映画化されているものだ。
僕が本をたくさん読むようになったのも、このアラン君との交流がきっかけで、アルコールが禁止されている寮での食事のときに毎日マグカップにワインを入れてもってきて飲みながらお互いの会話のレベルアップに励んだものだ。
そのときにアラン君がもってきた本。
ある若い悩める人がアラスカを目指し、アラスカの雪山の中で見つけた廃バスに住み着いて死んでいくまでの日記みたいなものだと紹介してくれた。
Into the Wild | |
Anchor 1997-01-20 売り上げランキング : 3278 おすすめ平均 著者が自己抑制していればほぼ完璧だった 放浪者と冒険家 「生きる」ことの意味を考えさせられます Amazonで詳しく見る by G-Tools |
0 件のコメント:
コメントを投稿