2011年4月7日木曜日

ペンキ缶とクラムチャウダー缶によるTLUDストーブ

今日、新潟県中に支店のあるホームセンターに炭の入れ物を買いにいったとき、

「タマガワいるわけねぇよなあ。三条勤務だもんなあ。」

と、思った瞬間、デカイ図体が通りすぎていくのが見えたので、顔を上げるとタマガワだった。

なんたる偶然。

トイレに行こうとしていたところだったところを、買い物や電話につき合わせてしまった。ゴメン。

心臓の手術をしたばかりだけど、粟島ツアーをえらい楽しみにしていた。



その後は別の炭焼きのところへ行ったりしましたが、夕方、山へ帰ってきて、タマガワに案内してもらったペンキ缶売り場で購入したペンキ缶と、92ちゃんに買ってきてもらったクラムチャウダーの缶詰のコラボTLUDストーブを作りました。

最近、というよりずっとだけど、TLUDストーブのことで頭がいっぱいで、

最初、出会ったとき、

「こんなすばらしいものがあるのか」

と衝撃的でした。


主に開発途上国で貧困や森林破壊を防ぐために活躍していますが、震災が起きたからなおらさ、日本でも活躍できるものだと信じています。

今日作ったのはかなりうまくいきました。

煙突を長くするか、ブロワーをつけるかすると、より強い上昇気流を得ることができ、火力がアップすることは置いておいても、素晴らしいできでした。


まず、写真でお見せできないのが残念ですが、上の火が燃えている写真ありますが、中の燃料にはまったく火がついていないんです。

中の燃料は、ペレットや、去年切って転がっている笹の茎や、その辺に落ちている木の細い枝などです。

上から火をつけると、不思議なことに火がだんだん沈んでいくのは、ろうそくの原理だと思います。

上から木のガスが蒸発していって、缶の入り口のところで酸素と合わさり、炎を出しています。

が、ガスを出し切った材料は、普通、そのまま置いておくと灰になりそうで、実際、オイル缶で作ったTLUDストーブは炭を通り越して灰になるのが多いですが、これはそういうことが全くありませんでした。

ガス分が抜けた燃料は、そのまま真っ赤なオキになるのではなく、真っ黒な炭になって、そのままずっと炭のままでした。

多分、2重構造にした威力だと思います。


こうやってバケツにひっくり返すと、酸素が入ってくるために、炭火がおきます。

この状態だと炭火になるので、焼き鳥が焼けるだけでなく、外で調理をし終わったら、中の暖房用として持ってこれるのです。

暖房別にいらないという人は、水でもかけるか、消壷に入れて空気を遮断して消化し、土壌改良に使うこともできるし、ためておいて床下の調湿や、穴の中に大量の炭を入れるイヤシロチ化する埋炭までできるのです。

かなり気の長い話ですが、ご飯とかは毎日炊くもなので、今後、エネルギーのあり方とかは節電も含めて変わっていくというか、変える意思を持って行動していく必要があると思うので、煙の出ないこのTLUDストーブと土鍋で毎日ご飯を炊くなどを多くの人が、とても面倒ですが、多くの人がすることで、電気も使わず、CO2も出さず(炭素が残るため)、土壌まで改良し、放射性物質を吸着する可能性もあります。

それを自分で使わなくても、津波の被災地に送ることで、今なら泥を出している床下のものすごい臭いを消すことができるし、海水が入った土壌を中和できる可能性もあります。

TLUDストーブクッキング、やりましょう。

下はテスト中の動画です。

縦の動画になって、えらい見にくくてすみません。


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