2019年4月3日水曜日

このブログに書いていたことが奇跡が起きて実現した

去年の8月頃、勤務していたベトナム人の技能実習生や労働者の送り出し機関や、日本ベトナムともにこんなに悪い連中がいたのかということに紋々としていた時期がありました。

転職や、ネット送り出し機関などの希望が頭を駆け回り、シンゴジラとかを見て「好きにしろ」という言葉などが背中を押してくれたこともあって、他の送り出し機関へ転職しました。

ベトナムのこの業界にいる人のパターンでよくあるのが、最初に勤めていた送り出し機関などが悪すぎたけど、信頼できるベトナム人経営者と出会い一緒に独立して清く正しく仕事をやるよう努力できる(ベトナムなので完全に清く正しく仕事ができるわけではない。しかしそのための努力だけでも十分価値があると思います)、というのがありうらやましいと思っていました。

あの頃の私は、願わくば私のところにも信頼できるベトナム人経営者が降ってきて欲しいと叶わぬ願いを持っていました。

あの状態は、若かりし頃、非モテの自分にもいつか理想の女性との出会いがあることを期待しているような感じで、そんなことは起こることがないと思いながら、ブログにそのような願いを書いていました。

しかし、そんなことが起こりました。想像の中では、そういう真面目な経営者というのは、日本語が完璧で日本のこともよく理解し、自信に満ちていて、見た目もカッコいい、というものでした。

私のところに降ってきたのは、送り出し機関の経営者なのに日本語が怪しく、どんなことがあっても笑わず、イケメンとはかけ離れた男ですが、法律を守ろう、実習生たちの借金を少なくしよう、などという真面目さは本物です。

最初は前職の社長も真面目そうだけど黒いことしまくっていたこともあり結構疑ってかかっていたけど、半年一緒にいて、大変なことも一緒に乗り越えてきて、私のほうがイラついて気を荒げたこともあったけど冷静で信じてくれていて、信頼関係ができています。

今も結構大きな問題が起きていますが、一緒に乗り越える気満々です。

あとは、ネット送り出し機関にならなくてはなりません。送り出し機関として、自らの存在がなくなってもいいような取り組みが必要だと思っています。

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