世の中には勝負下着、勝負Tシャツ、勝負メイク、勝負ヘアとかがあるかどうかわからないけど、あることにするが、「勝負ドリンク」や「勝負フード」というカテゴリーもある。
勝負ドリンクとは、
たとえば仕事がやる気しないとか、疲れ気味だとか、落ち込んだり傷ついたりすることがあるときに、スイッチを入れなおす、または気持ちの整理をしてまた仕事に望む気分もしくは体調にもっていくためのドリンク。
または、人に会いにいくとき、たとえば対決するときだったり、交渉するとき、自己アピールしたいとき、告白したいときにも飲んだりすることもある。
僕の場合は、若い頃は「ペプシ」がその役割を果たした。
もちろん健康に悪く、一時的に元気になったと思い込んでいるだけだからヤクみたいなものだけど、その力を借りなければならないような時期もあった。
今は豆乳カフェオレが勝負ドリンクになっていて、やや健康的になった。
そして勝負フード。
勝負フードは、勝負ドリンクよりも効果がパワフルで持続する。
僕の場合は「燕ラーメン」がそれだ。
燕ラーメンは超太麺の醤油ラーメンで、魚のダシで豚の背油が浮いているのが特徴。
どんなものかイメージできない人は、現役ラガーマンの中條のブログでたびたび登場するので参考にしていただきたい。
http://actisnakakazu.blog104.fc2.com/blog-entry-899.html
柏崎にもある燕ラーメンの店がある。
10年近く前にここの本店でアメリカ人とイギリス人のカップルに、
「世界一おいしいラーメンを見つけた」
とマイハシを持って連れていかれたときは、正直、こんなおいしいラーメンがあるのかと思った。
しかし、柏崎店はなんだか違う。
以前、この店でラーメンを食べたら燕人のオレが気持ち悪くなり、
「オヤジになったな…」
と、ガッカリしながら勝負フードになるどころか、
1日を棒に降ったことがあり、二度とこないと思った。
しかし今日も勝負したい気分になり、禁断のヤクに手をつけるように行ってしまった。
この間気持ち悪くなったのは油のせいだと思い、
「油を少なめに」
と注文したけど、数口食べると気持ち悪くなってしまう。
カウンターで調理をするところを見ているのだけど、
スープを鍋からどんぶりに移すときに、すでに油だらけになっていた。
燕ラーメンの特徴は、
「見た目コッテリだけど、食べるとサッパリ」
だけど、この店は、油少なめにしても油臭くダシの味が感じにくい。
今日は勝負フードの選択に失敗。
しかしがんばってやらなければならないことがある。