2011年3月27日日曜日

チャコール・プロジェクト

「チャコールプロジェクト」のための炭焼きの準備の材料切りを、この土日に行いました。

昨日の参加者は、NPO地域循環ネットワークの五十嵐さん。

海の植林でのカイロの回収でお世話になっていますが、まさか来ていただけるとは思ってもいなかったです。

雪が降ったり晴れたりと、変な天気でした。

晴れていると、あまりに平凡な山の中の風景で、地震や津波、原発の事故などは本当に起こったのかと思うほどですが、心は今までのように晴れるものでもない。


そして今日は、元上司の中林さんと、高島さん母娘が午前中から。

午後からは本格的な森林整備をする和島の山口さんx2名(近所同士だけど、兄弟とか親戚とかではない)が来て、バッタバッタとチェーンソーで竹を切り倒してくれました。



午前中は、中林さんが昨日切ってきた竹を、炭焼き窯に入る大きさに切りそろえている間に、高島さんが用意してくれていた豚汁の材料で、TLUDストーブを使って料理してくれました。

高島さんはTLUDストーブを始めて体験したので、最初、火は普通、焚き火や薪ストーブなどでは下からつけるのが常識なので、上から火をつけるというのに戸惑っていたようでした。

しかし、炎の勢いがハンパでなく、お湯が一瞬にして沸き、豚汁も瞬間的にできたこと、

そして、炎が途中、消えてしまい、僕がライターで煙に火をつけようとしているのを見て、

「頭が狂ったか!?」

と思ったようでしたが、構造を理解するにつれて、パズルがはまったようでした。



木材の中のガスが抜け切って、炎が出なくなった後に水をかけて消火。


すると、このくらいの量の炭ができました。


さらに、どんぶりと箸は、竹を切ってつくったもの。

TLUDストーブは、材料の炭素が多く残るので、CO2をほとんど出さないだけではなく、有機物が分解される過程で自然に発生するCO2も固定化することになるので、CO2を削減した挙句、放射性物質も吸着するというし、竹の器と箸をつかって、これ以上エコな食事はないというほどエコな食事で驚いていました。



今日だけでかなり竹を切ってもらい、暗黒世界だった竹やぶも明るい竹林になって記念撮影。

後ろの頼もしそうなお二人が山口さんと山口さんです。

TLUDストーブの燃え方を、YOUTUBEにアップしました。

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