TBSの「知っとこ」の世界の朝ごはんを見ていたら、インドネシアには、カフェでコーヒーを頼むと、コップにホットコーヒーが注がれ、その中に焼けた木炭を入れる「コピジョス」とうコーヒーがあるという。インドネシアの中でもジョグジャカルタという都市にしかない。
「オレが求めていたのは、これだ!」
と、もっと詳しくしりたいとすぐに検索。しかし...
ネット世界広しといえども、1件もヒットしないなんてことがあるのか?名前間違えたか?
あきらめずに、英語で、「Indonesia coffee charcoal」とか検索すると、結構ヒット。
アルファベットで書くと、「Kopi Joss」というらしい。
こういうページの写真見てるだけでどんなものかわかります。
http://www.nomadicnotes.com/travel-blog/kopi-joss-yogyakarta/
このエントリーは日本語で始めてのコピジョスの投稿か。Google先生でコピジョスと検索した人は、「1件の検索結果」とこのブログを見るのだ。
この飲み方をすれば、自然に炭も体に入れることになって健康にいいのではないか。インドネシアの長い歴史の中で、炭を健康に使うチャコールレメディ的な文化がこういうコーヒーの文化を創ってきたのだろう。それにサントリーのウィスキーが炭でろ過しているように、炭は本来のおいしさとかを引き立てる役割もあるといわれているので、そういうのも理由としてあるのだろう。
と勝手に思っていましたが、番組いわく、
「ジョグジャカルタの人は話好きで、長話をしているうちにコーヒーが冷めてしまうので、木炭を入れて暖かさが持続するようにしている」
と、健康には全く触れていませんでした。「炭の香りがコーヒーに移っておいしくなる」とは言っていたけど、炭の香りなんてないっしょ。あるとすれば生焼けの木酢の香りのする炭。
しかし、しつこく英語のページを検索してみると、いろんな人が健康への効果について触れている。
上記で紹介した
Kopi Joss – The charcoal coffee of Yogyakarta
http://www.nomadicnotes.com/travel-blog/kopi-joss-yogyakarta/
の中でも、デジタルノマドライフを送るブログ主は、
I must have an iron stomach when it comes to coffee as I didn’t notice the difference. The coffee is surprisingly smooth though and it has no burnt or woody aftertaste like I thought it might.
炭はコーヒーの酸味を中和してくれ、コーヒーを飲むと胃が悪くなるような人も飲みやすくしてくれるそうです。違いがわからなかったので、私は鉄の胃袋を持っているのだろう。しかしコーヒーは驚くほどスムーズで、考えていたような、焼けたり木のような後味はなかった。
と言っている。
また、CNNの旅行ページでは
Kopi Joss: Charcoal coffee in Yogyakarta
http://travel.cnn.com/explorations/drink/kopi-joss-kicking-coffee-notch-yogyakarta-822634
Charcoal helps neutralize stomach acid and has long served as a remedy for gas and bloating. Nowadays packaged tablets are sold over the counter, but 50 years ago coffee seemed a far more pleasant way to digest a seemingly unpalatable cure for gastrointestinal trouble.
炭は胃酸を中和し、腹のガスや張りへのレメディとして長く効果がある。最近は、カプセル状の炭レメディが販売されているが、50年前に、胃腸のトラブルを治癒するために、コーヒーはもっと楽しい方法だったのだろう。
と、炭を体内に入れることで、体内のガスによる腹の張りをおいしい方法で抑えることができると言っている。
ヤッパ、健康的な意味もあるんですね。
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