放射性物質とかだけでなく、現代は空気とか水とか食べ物とかいろいろな変なものが入っている時代。
今日のNHKでも、原因不明のシックハウス症候群についての番組がありました。
シックハウス症候群は、住宅に使う材料で健康に害を与えることがわかっている素材に関しては使用量の規制などがありましたが、その規制も甘い上、化学物質というのは調べればキリがないくらいたくさんあるので、その一部を規制したところでわからないことだらけらしい。
先日の魚沼の炭焼き談義でも元気な80歳コンビが話していたことは、炭焼きは真っ黒な粉にまみれて仕事をするので、粉塵を吸って普通は病気になるはずが、病気にならずに逆にピンピンし出す。
炭のことも化学物質と同じでわからないことだらけらしいけど、アメリカでは「チャコールレメディ」という本も出ているくらいで、炭を食うことで体の中の変な物質を吸着して体外に排出する作用があることは、医療とかでも毒を食った人にまず炭を飲ませる(医療用)というのは、TBSドラマJINの江戸時代だけでなく、現代でも同じのようです。
危険な時代に、何の変哲もな数千年の文化をもつ伝統技術が役にたつのは、昔の人の知恵のすごさだと思います。
僕は毎日のように炭の粉を吸っていて、柔らかい材料の木炭ができるとそのままかじったりしているので、特に食品用の炭を食ったりしません。(竹炭をそのまま食うと繊維が突き刺さる可能性があるのでやらないでください。食べる場合は「食品用」と書かれているやつを食べてください)。
自分だけ健康になってもしょうがないので、原発事故のあとは何人かの人に手持ちの食品用の炭の粉を渡しました。
しかし、コレも粉の炭を水に入れて溶かして真っ黒な水にして飲むのも怪しい健康法みたいな感じで抵抗があります。
そこで楽しくてグロテスクな炭クッキングを提案します。
先日は、よく食事をご馳走になるなどお世話になっている西山さんの家で、竹炭うどんを作らせてもらいました。
作り方はコチラ
中力粉 300g
塩 大さじ1
水 140cc
食品用竹炭パウダー 大さじ1
これをホームベーカリーに入れて、30分くらいこねてもらう。
こねたやつは、サランラップなどにつつみ、1時間くらいねかせて、伸ばし、切ってゆでてできあがり。
ホームベーカリーがなければ、体を使ってうどんエキササイズなどをやりながらこねる。これもまた健康のため。
味はまあまあ。しかし驚異的なコシ。
炭が入っていることで、遠赤外線なども出るのでゆで時間も普通の手打ちうどんより短縮できるらしい。
グロテスクな見た目以外、いいこと尽くしの炭クッキング。
放射性物質対策や健康のために竹炭パウダー入りの水を飲むのもいいですが、大切な人たちに炭クッキングをふるまい、楽しんで共有できることをお勧めします。
このほかに真っ黒な竹炭ロールケーキをつくりましたが、大失敗でした。これはうまくいったらレシピを載せます。
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