先日はバナナの皮と木炭を混ぜて練炭を作るというウガンダでの事例を紹介しましたが、
今回は、バナナの皮から炭そのものを作るという記事を見つけました。
Banana peels an alternative way of making charcoal
http://tinyurl.com/2c5lkhv
しかし、記事の中では、バナナの皮が炭になるプロセスが、多分記者の炭についての情報不足のために説明になっていませんでした。
が、バナナの炭を使うことで、いかに森林が守られ、生活が豊かになったかなどが書かれています。
時間を見つけて翻訳してみます。
最後にもうひとつ。炭とコゲの違い。
多分、記者は炭とコゲを同じものだと考えているから、バナナの皮を炭にする説明がうまくいっていなかったのだと思う。
違いは、
炭=火がつく。健康にもいい。肥料にもなる。
コゲ=火がつかない。単なる燃えカス。健康には悪い。肥料になるかどうかわからない。
というものです。
コゲの正体はよくわからなく、多分炭の一種だとは思います。
しかし、炭は、木材や竹などを酸素をできるだけ入れずに加熱したもので、そうすると組成分解が起こり、炭素やミネラル以外の物質が煙としてでていき、炭素の塊にミネラルが入ったものが炭です。
木材や竹をバンバン炎を立てて燃やすと、ガスを発生させながらもえて、最後は燃え尽きて灰くらいしか残りません。まるで、一瞬だけやる気が沸いて、すぐに燃え尽きてしまうようです。
炭は、サウナに入って心身ともに引き締まった状態なので、なかなか燃え尽きることがなく精力的に変身したものです。
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