「いつか、すべての子供たちに」
というタイトルの通り、地域によって教育レベルに格差があるアメリカで、優秀で情熱のある学生を2年間、教員として派遣するプログラムを行う非営利団体。
日本では先生のリクルーティングを教育委員会がやっているようなので、学校同士の格差も少ないように感じるし、先生のレベルもたとえば新潟でも東京でもあまり違わないのでは...?と思うが、アメリカだと目に見えた格差があるという。
そこで、絶対に優秀でやる気のある先生などいないような地域に、選抜された新卒が2年間赴任する。
現在では、卒業生の進路の選択として、
1.就職
2.起業
3.インターン
4.ティーチ・フォー・アメリカで教える
くらいの選択肢になっているのでは、というより、創業者はそれを目指していた。
毎年のように、アメリカの大学生の「理想の就職先」の10位以内に入っていたが、今年はなんと、グーグルやアップルすら超えて、人気の就職先の1位に!
非営利団体が理想の就職先の1位になるということは、社会の流れは断然そっちだろうし、日本でも今はボランティア団体みたいなNPOではなく、継続できる 事業を持つNPOが増えてきていて、優秀な人たちが多く関わり初めているので、アメリカのようになるのも時間の問題だろうと思う。
チャコールブラックスも「Paint it Charcoal Black!(炭黒く塗れ!)」というふざけているようでまじめなテーマの下で、地球規模の問題が多くある中、日本の伝統技術の炭焼きという視点から解決のひとつとなりたいと考えている。
そのプロセスの中に、優秀な学生のインターン、就職先のひとつにもなり得るだろう。
いつか、すべての子供たちに――「ティーチ・フォー・アメリカ」とそこで私が学んだこと ウェンディ コップ Wendy Kopp 渡邊 奈々 英治出版 2009-04-07 売り上げランキング : 66131 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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