2013年12月7日土曜日

試してガッテン流のカレーを、「これでうまくなるはずはない」と思いながらも作ってみたら本当に激ウマだった。

カレーは好きな食べ物の上位1位~5位の間をうろちょろしている。しかも20代の頃はインド人やネパール人など、カレー系文化の人に会うと自宅に押しかけたり、本人のお母さんとかから作り方を研究して日々研究してきた。

しかし、そんな好きなカレーも体調的な原因もあり、めったに食うことはない。

それは、インドカレーも好きだけど、やはり日本のトロトロのコクのあるルーを使ったカレーが大好き。

インドカレーは日本でいう煮物的なものなので、毎日食っても大丈夫だけど、日本の油の塊のようなルーを使ったカレーは食った次の日は胃もたれして使い物にならなくなる。

1杯くっただけでも翌朝は起きれないのに、カレーとなると3合とか食ってしまってさらに死ぬ。まさに命をささげながらカレーを愛しているようなものだ。

しかもトロトロのやつが好きなので、水を少なくしてルーを多くし、かなりトロトロのカレーにするので、まさに固形のルーをかじりながらごはんを食べているような感覚もある。

しかし、そんなオレにもインドカレー以外にも胃もたれしないカレーがある。それはレストランとか洋食屋で出てくるカレー。

日本で食べるカレーには大雑把に分けて3種類あると思っていて、

1.インドとかネパールとか、タイとかも含めたアジアンなカレー。

2.普通にルーを溶かしたような、家庭の味。

3.レストランで出てくるような、ビーフシチューのようでもあるが、やはりカレーだというカレー。

 

2と3は似ているようだけど、明らかになんか違う。胃もたれもあまりしないし。

そこで、レストラン的なカレーを作りたくなった。これなら毎日でも食える。しかし、いろいろ検索してもあまりよくわからなかった。

わかったことは、業務用のルー(これだけで作っても激マズ)とかを使っているけど、いろいろ味を足して、デミグラスソースを作るようなプロセスを通して作られること。

とっても家では無理なので、普通のカレールーにデミグラスソースとか赤ワインとかトマトとかいろいろ組み合わせても全然ダメ。ルー単体のままでもいい。

自論なのですが、カレールーをいろんな種類のルーを入れたり、隠し味にインスタントコーヒーだとか、ソースだとか入れる人もいるけど、おれはこれが納得いかない。

メーカー様が「これだ!」という味の完成形がルーに凝縮されているので、変に手を加えないほうがいいとおもう。後述の試してガッテンの記事の中でも、やはるルーの味は完成形なので、味を足してもそんなに変化はないか、味のバランスが崩れて逆にまずくなるようなことが書いてある。

まあ、そんなカレー食いたいけど胃もたれいやだという気持ちの中、最近ルーの量を半分から3分の1くらいにしたらいいのではと考えた。すなわち、スパイスからインドカレーを作るプロセスから、最後に少量のカレールーを入れる。

食ってみたら、ん、ウマい。しかも何杯もおかわりしたので翌朝は覚悟していたけど、普通に起きれた。

インドと日本のカレーを混ぜたような日印友好の証のようなカレーでも十分うまいけど、これがレストランカレーの原型では?と思ってまたしつこく検索してみた。

そこででてきたのが試してガッテン流のカレー。

【うまさ別次元!カレー大革命】

http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20070131.html

gatencurrey

読んでみると、カレールーの量を半分にすること。ここまではオレの研究と同じ。

他に追加する材料としては、バター、砂糖、唐辛子。あとは、あめ色になったためねぎとにんじんはミキサーで粉砕して濾すこと。これだけ。特別な材料は何もない。

半信半疑だったけど、やってみた。

バターがないので、健康に超悪いといわれているマーガリン。唐辛子がないのでチリパウダー。肉も冷凍状態なので肉もなし。まあ肉はあとのせ式みたいな感じでソースをつくるのにたいして問題はない。あとレシピどおりつくらなければとおもいながらも、半分余っていたトマト缶を入れた。じゃがいもはめんどうなので入れなかった。なので完全にソースのみ。

たまねぎをいためてにんじんとミキサーにかけて煮込み、ルーと隠し味の3点を入れて味見をしてみたら激マズ。

しかし、煮込めばなんとかなると思い、弱火でコトコト煮た。そしたらご飯も炊けた。

肉もないし、イモもなく、バターのまがい物のマーガリンで、完全にルーだけのカレーだけど、食ってみたらなんといううまさ。

肉がはいっていないけど、肉が入っているかのようなコク。病み付きになるわ。

毎回ミキサーかけるの面倒なので、たまねぎとにんじんのペーストは大量につくって冷凍しておこうと思う。

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