2018年9月8日土曜日

技能実習生の教育について

確かにベトナムには日本で言う意味の規律というものはあまりない。今日もコンビニでレジ待ちしているときに割り込まれたし、バイクに乗っていても空いているスペースに突撃していくだけで、自分さえ早くいければあとは渋滞になろうがしったこっちゃない。結果自分も結局早く行けないのだけど。

今日割り込んできたやつは、他の送り出し機関で研修している実習生。お前日本にいくんだろ。こんなんじゃダメだろ、コノヤローと思ったけど、日本語通じなさそうだったので、レジの人に「オレが先」とアピールしたけど、「待ちなさい」と逆に悪者扱い。こんなことで腹を建てていたらベトナムでは生きてはいけない。

こんな状況だから、日本に行く前に規律を身につけさせるために軍隊的な訓練が必要だという考えもある。ほとんどの送り出し機関の研修センターはそううたっているが、実際には形だけ。本当にやっているところは評価をされているところもある。

6ヶ月という短い期間の間で、日本で生活して働くこと準備をさせるためには一番の近道ではあると思う。ただ日本ですら、画一的な教育方法だとか、自分の頭で考えられないような人を大量生産してきたような教育には数十年前から批判もあり反省もあり、今はスポーツでの暴力やパワハラ、高校野球などの選手の酷使などの問題を通して変化の途上であると思う。

それを外国人を相手にまた同じことをやっていても良いものだろうか。今後はベトナムでも他の国々でも経済発展や他の国での外国人労働者の需要も高まり、少なくなってきて争奪は避けられないと思う。その中で、他の国に比べて語学のハードルも高く設定してある上に、日本でしか通じないような、日本ですら時代遅れとされているような言われ通りに動くことだけを目的とした教育を行うことはどうなんだろうかと思う。

6ヶ月という期間なので、理想でしかないけど、もうちょっと応用の効くような自分で考える力をつけるとか、回り道のようで実は近道だったりするようなことがあるかもしれないので、違う方法を考えてみたい。

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