高校生の頃、ラグビーやっているときに腰をいためて、あまりに痛くて両足のつま先までしびれ、腰が痛いのか足がいたいのか、左右どちらの腰が痛いのかすらもわからないくらい痛い時期が続いた。
いろんな病院にいっても、整体にいってもだめで、数ヶ月たったときに、叔父から1冊の古い本と自転車のチューブのようなゴムチューブを渡され、そこに書かれていた体操をわらにもすがる思いで始めたら、何日もしないうちに痛みが引いてきた。
寝てても痛いし、座っていても痛くて何しててもいたいので、ゴムチューブを巻いているときだけが痛みがやわらぎ、回転させることで少しでもよくなるのならと思い、テレビを見たり音楽を聴きながら何時間も回していた。やりすぎも状況によっては良くないのだろうけど。
自分が理解した理屈としては、腰痛の主な原因は骨盤のゆがみと、腰の周りの筋肉が十分ではないとき。ゴムバンドをまくことで痛みをやわらげるだけでなく骨盤を閉め、それを回転させることで遠心運動でゆがんだ骨盤を正常な位置にまで戻し、フラフープと同様な回転運動のため腰がストレッチもできるし、筋肉アップにもつながる。
このおかげか、その後20年近く腰に問題を抱えたことがなかったが、ついに弱ってきたのか一昨年、変な姿勢で重いものを持ったときにぎっくり腰をやってしまった。
そのときもスポーツ用品店でゴムバンドを買い、この運動をすることで数日もしないうちに治ってしまった。
腰痛持ちで苦しんでいるいろんな人に勧めても、「そんなもので治るわけがない」と信じなくてやってもらえなくて残念だけど、もっといろんな人につたえたい。
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