2010年6月3日木曜日

白炭の道具集め、最終章

今日はめちゃくちゃ忙しくなるけど、泥だらけになったりなど汚れることは少ない日だという予定が全くの逆になった。

明日、初めての白炭出しをする予定で、今日中に白炭出しと、その後の材料入れに必要な道具や材料を全て集めるつもりで、4時に起きた。

昨日はかなり早く寝たけど、何時に寝ようとも早起きはやっぱりキツイ。

「どうしてこんな時間にアラームがなっているのだろうか・・・?」

と、起きた瞬間びっくりしてしまう。



4時に起きて、朝ご飯の弁当を作り、海に○○を△△しに行く。

柏崎の海は美しい。新潟の海のほとんどは、「オバケ」とか「拉致」を想像させるようなドス暗い感じのところが多いけど、なぜか柏崎の海だけは、青さや陽気さを感じさせてくれる。

そして、炭焼き小屋に行き、海で△△した○○をおろす。朝っぱらからの重労働に腰が根を上げそうになった。

今日は汚れるような作業をする予定がなかったので、作業服ではなく、「チャコールブラックス」のポロシャツで出かけた。

炭を出す予定は明日だったけど、窯についてみたら、どうしても今日のうちに火を止めてしまわなければならない状況だったので、明日の白炭としての炭出しは断念し、窯口と煙突を塞ぎ、黒炭にすることにした。

ちなみに、白炭と黒炭の違いを簡単に説明しておこう。

白炭も黒炭も炭になり上げるまでは、作り方は一緒。

炭になったあと、白炭の場合は、窯口を全部開けて、空気をじゃんじゃん入れて温度を上げ、黄金色に燃える炭を棒で引っ張りだし、砂と灰に水を含ませたものをかけて強制的に消化する。

白炭は、窯口を全開にして温度を800~1400度くらいまで上げ、強制消化するので締まりのいい硬い炭ができる。

白炭は、電気を通すので、人体や土地の電流を調整することに向いている。また、燃料用としても、炎や煙を出さずに、高温で長時間燃えるので、焼き鳥屋など、屋内で調理する炭火料理に最適。

黒炭は、炭になった後、窯口をある程度あけて、温度を上昇させた後、窯口を塞いでしまう。300~600度、最高でも800度くらいになる。窯口を塞いで3日~10日、休ませておくことで炭についた火が完全に消えて出すことができる。

温度が低いため、白炭ほど硬い炭にはならい。低温で焼いた黒炭は、農業用に向いているし、床下の調湿材としても向いている。

どちらも一長一短というか、特徴があって、どちらがいいということはなく、使う用途に応じて選択し、時に混ぜたりもする。

僕は、炭を焼くからには、美しい黄金色の棒を引っ張りだす白炭を焼きたいと思ってきて、そのための道具がすべて集まりかけていた。

炭になるのが、予定よりも1日早かったため、まだ白炭として出すための道具がそろっていなかったので、窯口を塞いで、今回は黒炭にすることにした。そのため、明日の朝までにやっておかなければならなかった、砂、灰、黒土の手配や、材料の切り出しなども一週間の猶予ができた。

昨日、師匠の藤田さんが来てくれて、最後の道具のひとつを作る手伝いをしてくれたけど、どうしても穴を開ける道具が足らなかった。

ホームセンターに行っても、適切な道具が見つからないので、92ちゃんに電話して行くことに。

道具を手に入れる一部始終を書きたいところだけど、そもそもどんな道具をどういう手段で作ろうとしていたかから説明しなければならないので、長くなるので省略。

92ちゃんの家の玄関での電柱とハンマーとの格闘から始まり、謎の散歩中の鉄アレイのおじさんの鮮やかなアドバイスもあり、最終的に、決戦の地を石○物産に移し、そこで道具も手配でき、機材や場所も貸してもらうこともでき、めでたく白炭を焼くための道具は全てそろった。


石○物産は、僕は初めて入る会社だけど、いろいろな人が気さくに声をかけてきた。

「ナンダ、コレ?」

と、軽トラの荷台に縛り付けてある長い棒を見てそういう。

「炭焼きの道具です」

と、答えると、

「ナニ?炭焼き?何でも炭ン何ンノウケ?」

と聞いてく。


「最近、松、二本バカ切ったンけど、つかえんのうけ?」

と。

庭木などは、ヤクが含まれている場合もあるので、売り物にする炭にはしないけど、個人的に使う炭にしたり、薪として使うことができる。

松の木は残念ながら処分済みだったけど、みかん箱いっぱいの木の板と、「燃えるゴミ」のビニール袋に入っていた木材をでかい袋に2袋もらってきた。

燕高校の庭の剪定の枝木も量が増えていて、軽トラに積んでも積んでも増えてくる。

薪ストーブを持っていたら、1冬分の薪に困らないだろう。

残念ながら、石○物産の木材も、燕高校の剪定材も、普段は行き場所のないゴミで、「燃えるゴミ」として出すしかない。

燃料として考えれば、宝物のようなものなのに。

そういう困ったところは、ここだけではないはずなので、名が知られていくうちに役割も増えていくことだろう。もったいない。


この長い棒が、今日完成した道具。うれしい。


これが、石○物産のみかん箱に入っていた木材。

薪にしようと思ったけど、「廃材山小屋」の道具になるか?

0 件のコメント:

コメントを投稿