地域たすけあいネットワークでお世話になっていたおばちゃん、小川さんが、ホームセンターで作った木の箱を畑に運ぶのを手伝ってくれと依頼されて行ってきました。
ついでに農園で使ってもらうための炭も80リットル持っていきました。
小川農園は、月潟の田んぼの真ん中の住宅地の間にあります。
何年も前から小川さんがアスパラに興味をしめしていて、いろいろなところを連れまわされていたので
「いよいよ動き出すか」
という感じです。
「小川農園」というのは僕のつけた仮称で、本人は、
「何かいい名前ねぇか?」
と言っていました。
見渡す限りのたいらな田んぼが見えて、20分に1回くらいで新幹線が行ったりきたりしていて、そこが気にいったと言っていました。
小川農園は、基本は自分の道楽ですが、福祉の仕事をしているので、お年寄りや体の悪い人が土いじりに親しめるようなものを目指しているようです。
これが運搬を依頼された箱です。
測ったように軽トラの荷台にすっぽりと入りました。
ここに土をいれて、花だかなんかを育てるそうです。
高い位置にあるのは、腰の悪い人でも簡単に土に手が届くようにということです。合理的な小川さんらしいやり方です。
ビニールハウスの中には、なんと井戸がありました。
手でくみ上げる井戸ははじめてだったので、早速体験させてもらいました。
そして、うれしいことに、この井戸のとなりにあるパイプが、井戸水を濾過する手製の浄水器です。
この中にチャコールブラックスで作った炭がたくさん使われているそうです。
「きれいな水になるよ」
といっていて、こういうのを持っていると、イザというときに井戸水でも飲めるようになるかなと思います。
ビニールハウスの中には、今は物置になっていますが、なんと寝るスペースまで作ってありました。2回ほど宿泊したそうです。全部60代後半の大工仕事の経験のないおばちゃんの手製です。
トイレまで自作しているのです。
同じく大工仕事の経験がなく、いろいろなものを作っている僕には
「ライバル登場」
という感じになりました。
ベッドの脇には、お決まりのように灰皿が。
また、以前に買ってくれた粉炭を、アスパラを育てるのに使ってくれていました。
「勢いがいいのは、炭のせいらかや?」
と言っていたので、なかなか役に立っているようでう。
炭だらけの農園で、かなりうれしかったです。
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