今日も三条市でクマが見つかり、射殺されたらしい。
http://www.kenoh.com/mimi/pc/12597944.html
山に関わる動物が苦手な臆病な人間のオレとしては、
「恐ろしい...山には入れねぇ...」
という気持ちになる。
だからこそ、クマには出てきて欲しくないし、クマが出てこなくてもいい環境を作らなくてはならない。
炭焼きを始めたキッカケがたくさんあるけど、そのひとつは、「日本熊森協会」の発行する小冊子を読んだことだった。
【小冊子:「クマともりとひと」】
http://kumamori.org/about/books/
要するに、クマが人間のいるところに降りてくるのはどんぐりなどの食料がないということだけど、中学生たちの一生懸命なとりくみが「日本熊森協会」の立ち上げにつながったという物語。
ニュースとかで聞くのは、熊が食料を求めて降りてくるのは、ナラ枯れなどでどんぐりがなくなりつつあるからという。
ではどんぐりって何だろう。多分、ナラの種だと思うけど本当か。
と思ってwikipediaで調べてみた。
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ドングリ(団栗)はブナ科のクヌギ・カシ・ナラ・カシワ・クリなどの果実(正確には種子ではない)の総称で、狭義にはクヌギの果実を指す。ただしクリの果実は、一般的には「ドングリ」とは呼ばず「クリ」または「クリノミ」と呼んで区別される。
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やっぱりナラの種だったけど、それだけではないらしい。
ナラ枯れや、松枯れの本当の原因は、酸性雨だという。
虫がつくから、木が枯れるのではなく、木が枯れ始めた、あるいは死にかけているから、自然に帰すという仕事を行うために虫がつく。
これはまるで、砂漠でハゲタカが襲ってきて死んでしまうのではなく、死に掛けているからハゲタカにとどめを差されるか、死んでいるから自然の循環の中にはいってしまうようなもの。
それを防ぐには、炭。
炭が土壌を中和してくれるのもそうだけど、4俵しかとれない田んぼから10俵取れるようになったように、炭が土の中の微生物を劇的に増やし、活発になるから。
自然環境団体の中には、炭を焼いて山に撒いて、ナラ枯れを防ぐ活動をしている人たちもいる。
熊に会いたくないので、チャコールブラックスとしても参加したいと思っている。
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