2010年10月27日水曜日

自作ラーメン

先日、スーパーで買った市販のラーメンを食べて、

「おいしすぎてつまらない。味に深みもない。」

と、市販のラーメンに求めてはいけない不満を感じてしまった。


そこで、自作ラーメンに挑戦。

湯沢駅に冬の間出店している龍太郎の焼き物屋にあるモツ煮があまりにもうまく、

自分でも作りたいと思ってちょくちょく作っているモツ煮が、龍太郎の店とまではいかないけど、深い味になってきていたので、ラーメンのスープも作れるハズ、と思った。


それで、ここ数日間、ラーメンばかり食べている。ナベまで買ってしまった。


市販のラーメンをちょっとでもおいしく食べることが目的なので、スープを8時間煮るとか、入手しずらい材料を使うとか、お金をたくさんかけるとかは厳禁。ラーメン屋に行けばいいからだ。


そこで、条件として


1.簡単にできる。30分から1時間、前日や朝にわずかな時間の仕込みはOK。

2.家に普段あるもの+ちょっとのプラスアルファで作れる

3.化学調味料を使わない。


と思って挑戦したが、やっぱりなかなか難しい。

いいところまで行くけど、やっぱりなんか物足りない。


【仮説】物足りない原因 その1 「背油」

燕人であるので、スープはさっぱりめをモデルにしてしまう。

燕のラーメンは、見た目は背油でこってりだけど、食べてみるとさっぱりしている。

背油がなく、さっぱり目のスープだけだから物足りなく感じてしまうのだろうか。


【仮説】物足りない原因 その2 「肉系のダシ」

条件その2~3に

「家に普段あるもの+ちょっとのプラスアルファで作れる」

「化学調味料を使わない」

としたので、乾燥食材や野菜がベースで、肉系の味が不足しているのではないか。

これは、仮説1の背油とかぶるところもある。


「ちょっとのプラスアルファ」なので、鶏がらやとんこつをどっかから仕入れてきて、というのは言語同断で、昨日つかったのは、骨のついている鳥の足と、骨付きのスペアリブ。

スペアリブは、スーパーにあるときとないときがあるので、条件に当てはまるかどうか迷った。昨日は使ってしまったが、

「疑わしきは罰せよ」

として、今後は使わない。


鳥の足は煮えてきたら、肉だけはがし、肉はチャーシューの代わりに煮込み、骨はスープとして煮込んだ。

やっぱりラーメンのスープは骨が相性がいいのか、肉をたくさん入れすぎると肉々しい味になってしまう。魚や野菜の量を調整することでそこを補えるのだろうか。


「コラーゲンがたくさん入っていたほうが味に深みがあるのではないか?」

と思い、コラーゲン鍋のレシピなどを検索すると、鳥の足ではなく、手羽先を使っている。手羽先も使ってみよう。


と、今のところこんな感じ。


次の実験


1.チャーシューにする肉から油の部分だけを切り取り、背油の代わりに入れてみる。

2.「化学調味料を使わない」の禁を破り、中華スープの素などを入れてみる。

3.手羽先をつかってみる。


自作ラーメンの次は、ミニTLUDストーブの試作のために沢山買ってきて、中身を保存容器に入れて冷凍してあるトマトの水煮缶つかってトマトソースを作らなければならない。

このトマトソースを使って、日曜日にはオイル缶で作ったTLUDストーブを使ってアラビアータを作るのだ。






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