今日は雨が降っていましたが、山へ材料を切りに行ってきました。
前回の炭を焼いてから、だいぶ時間がたってしまったことと、あまりにキツイ(技術がないため)炭焼きの仕事にビビッてしまっていたこと、それと今週は雨が降っていてさらに行きたくない気持ちでいっぱいでした。
山の近くまで車で行って、あまりにイヤなのでUターンして逃げて戻ってきたこともありました。
会社勤めしているときでも、こんなに仕事に行くのがイヤだと思ったことはありません。
昨日も雨が降っていました。
昨日の朝は、毎朝毎晩開いている自己管理用のオリジナル手帳の「今日やること」の項目に、
・TLUDストーブの実験
・竹を1本でも切る
と書き込みました。
イヤな思い出があるわけではないのですが、本当に竹林に近づけなかったので、
「1本でも切ったら、オレの勝ちだ!」
とハードルをめちゃめちゃ下げました。
TLUDの実験は午前中で終わり、いよいよ竹林に行かなければならないのですが、この後に及んで逃げ腰で、炭焼き窯のメンテナンスをしてみたり、小屋の周りの雨対策に穴を掘ってみたり、それはそれで大事な仕事ですが、材料を切らないことには炭は焼けません。
午後2時半。
意を決して、炭焼き小屋の中で、ひとりHakaを踊る。
Hakaとは、ラグビーのニュージーランド代表のオールブラックスが試合前に踊る戦いの踊り。
Hakaを終えると、ダッシュして軽トラに飛び乗り、3キロほど離れた竹林に向かう。
竹林についたら、ノコギリとナタを持って、竹林にダッシュで突撃し、竹を1本切り倒してきた。
オレの勝ちだ。
と、ほんの小さなことだけど、昨日は自分への約束を果たせた。
そして、今日。
今日も朝から雨が降っていて、とても山になんか行きたくない。
しかし、昨日までのオレではない。昨日、自分との約束を果たし、竹を1本切ってきた。
今日は朝か竹林に向かい、途中、何度か引き返そうとしたけど、なんとかたどりつき、半日で1窯ちょっとの竹を切ってきた。
恐れていたほど竹は硬くなく、スイスイと切れる。枝もナタでゴボウを切りとばすようになめらかに切れる。
一体何を恐れることがあっただろうかと思う。何事もやり始めてみるとたいしたことないことが多い。
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