2010年8月5日木曜日

帰国。そしていきなりの肉体労働モード。

フォートワースから帰ってすぐにいろいろな電話やメールをもらって、振り返る間もなく、気分は炭焼きモードになってしまい、うれしいけど感動が薄れていくようでちょっと寂しい。

8月2日の長岡花火が上がっている8時くらいに長岡駅に到着。

フォートワースでも、日本時間で生活をしてしまっていたようで、時差ボケを全く感じずに夜はぐっすりと眠り、翌朝は三条、燕方面へ軽トラを走らせる。


92ちゃんの剪定した栗の木の枝がこんなにあるので、全部炭にするために軽トラに積む。

こういう未利用の枝木はいたるところにあり、「もったいない!」と思ってしまう。

薪ストーブを持っていたら、暖房費はほぼタダになっているはずだけど、狭いアパートなので薪ストーブは使えない。


最も気になっていたことのひとつの、7月に種蒔きをした燕中等教育学校のグラウンドの芝を見に行く。

下の写真は、7月18日に92ちゃんが携帯に送ってくれた写真。芝がきれいに生えていて、まるでニュージーランドのラグビー場のような写真。

あれから2週間がたつので、どれだけ芝が根付いたかを楽しみにしていく。


しかし、現実は日照り続きで、広いグラウンドの多くの部分が枯れかけていた。

毎日92ちゃんが朝晩水撒きしてくれているにも関わらず、もともと水はけが良すぎてすぐ乾くし、雨が全く降らないから。

しかし、きれいに生えているところは生えている。そして、希望は、雑草がかなり元気になっていたことと、虫がいたこと。

18年間、このグラウンドに通っているけど、雑草が生えているところも、虫の1匹もここで見たことがない。雑草が生えたとしても、雨が降らないと立ち枯れしてしまうようなグラウンドで、2週間も雨が降らないと枯れ果てているはず。

だけど、普段、雑草が生えない場所にも雑草が勢いよく育っていた。

歩いているときに、カエルがいた。18年間、この砂漠にカエルがいるというのは絶対にありえない光景だった。

さらに歩くと、虫が足元をすごいスピードで這っている。これもいままでなら絶対にありえないことだった。

炭や木酢液の影響かもわからないし、芝を植えて緑が少しでも増えてきたから虫が集まってきたのかもしれなく、その両方かもしれない。

いづれにしても、「場」をつくると、いろいろなものが集まってくるのだと感じた。

人間も集まってきているようで、週末のラグビーの練習でも人が集まるようになり、興奮しすぎたOB会の40代の会長がアキレス腱を切るなどのアクシデントもあった。


芝生が残っているところは、こんな感じの状態。

この日照りを乗り切れば、なんとか希望が見えてくると思う。今は、近所に住んでいる92ちゃんに頼りきりだけど、水まきなどのメンテナンスも含めて、いろいろな人が協働で水撒きや芝刈りをしていく仕組みをつくる必要があると思った。

サッカー部の生徒たちが水撒きをしてくれていたけど、ポンプの使い方を誤り、我々が行ったときにはポンプは破壊されていた。

かなり手間がかかったけど、土方の92ちゃんには修理はお手のもので、部品の調達を含め、数時間で修理は完了した。

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