2009年10月20日火曜日

考えこと中

PTAでのコーチングワークショップが終わってホッとしています。

PTAということで、かなりの緊張感を感じましたが、
終わってみれば、たくさんの方々から

「よかったです」

「勉強になりました!」

などのお声をかけていただき、かなりうれしかったです。


スタッフを入れて140名前後。

もちろん全員PTAと先生たち。

独身で子どももいない僕にとって、

「PTA」というアルファベットの組み合わせの名前は、

「恐ろしいもの」

と、完全に無意識のうちに条件反射で思ってしまう。


最初、会場はかなり硬い雰囲気で、
僕も硬い雰囲気に呑まれてカチカチになりましたが、
アイスブレイクをしているあたりから
会場では知らない人同士がお互いのことを深く知っていくことになり、
話し声や笑い声が止まらない雰囲気に変わりました。

ワークショップって、これがたまらなくうれしいんだよねぇ。


打ち上げの席で、何人かの人に質問を受けました。

スポーツでのコーチングのこと、
子育てのことなど。

もちろん僕はスポーツのコーチングも、子育てもしたことがないから答えられません。

しかしそのときは、

「先生」

と呼ばれる雰囲気がさせたのか、

「こうすることが正解です」

と答えるために考えている自分を発見しました。


いくつか提案はしましたが、
それで解決するとは思えません。

人との関わり、人を育てるなどというのは、
人生にとって、もしくは人類にとって大変なテーマで

「こうすればうまくいく」

などというものがあるはずはありません。

そもそも、どういう状態が

「うまくいった」

状態なのか。


僕は「答え」などというものは、全く持ち合わせていません。

ただ、考えるキッカケを作れるかもしれないし、
ヒントは提供できるかもしれない。


人が自分をさらけ出し、交流を深め、何か前に進むためのひとつでも何かをやるかもしれないこと、
そして、考えるキッカケやヒントの提供など。


今までやってきたようなコーチングはやるつもりはありませんが、
この2つを満たす何かができないかな...

と考えていて、twitterでつぶやきました。

http://twitter.com/hiroakikato

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