2010年5月2日日曜日

心苦しさ

今日は三条にヒゲさん主催の「Yasutacafe」というイベントに、森林関係のブースのひとつとして出店してきました。

しかし昨日まで炭を焼いていたため、準備時間ほぼゼロだったので資料もそこそこで、ハンマーでバラバラにしたバラ炭と秤だけを持っていきました。炭の秤売りです。

オーナーのヒゲさんが何度も話しをふってくれたおかげで、興味を持ってくれる人も多く、思ったより多くの炭を買っていただきました。ありがとうございました。

イベントの写真を撮るのを忘れていましたが、うわさに聞いていた長岡で県内産の天然の材料を使ってで伝統工法で家を建てる藤川建設さんがブース出展していて、初めて会えたことと、今日のゲストの田中優さんがやっている「天然住宅」のリフォーム業務でやっている、窓の内側にもう一枚木製の窓枠の窓をつける「断熱リフォーム」の新潟産版の試作品を持ってきていて、

思わず

「おぉ~!」

と思ったので、写真を撮らせてもらいました。

藤川建設さんウェブサイト
http://www2.ocn.ne.jp/~benriya/

実はこの藤川建設さんのブログ「べんりや日記」は、以前、まったく関係のないところから見つけてしまいました。

「見附のこんにゃく屋ってどんなとこだろう?」

と、

「見附 こんにゃく屋」

とグーグルで検索したら出てきて、それがうわさに聞いていた藤川建設さんのブログとわかってびっくりしました。

こんにゃく屋についてのブログ記事はコチラ
http://blog.goo.ne.jp/sumaino_benriya/e/303a8aca2c40a4eefe9006130a76f007



さて、今日のゲストの田中優さんの話。

テーマは「森を守るためにどうすればいいのか」ということ。

田中さんの話は2~3年前によく聞いたことがあって、久しぶりに聞いた。

聞いている1時間半くらいの間、心臓をぎゅ~と握られているように苦しかったです。


田中さんの話を聞いたり、著書を読む多くの人は、

「田中優さんの話は大好き。なぜなら、解決策を提示してくれるので未来への希望が持てる」

ということ。

それが今日は逆に自分にとって苦しかった。


田中さんの話の中には、3年前から変わらないこともあれば、初めてきく新しいこともあり、すべて田中さんが提案したり行動したりして、いい未来をつくるための「仕組み」を作っている。

そして、その話を聞いている側はどうかというと、初めて会う人もたくさんいたし、2~3年前からこういうイベントに参加している人もいる。

新潟でも間伐ボランティアを立ち上げようとしていたり、僕は炭を焼いていたり、藤川建設さんや県内産の木を切り出して製材しているマルユーさんなどすばらしい活動をしている人たちと出会え、少しずつ動いてはいる。

しかし2~3年前からあまり変わっていないのは、「解決策」として田中さんが提案していて、そのために「未来への希望を感じる」といっていながらも、提案されていることをほとんど何も「仕組み」として使えるようなものになることを、実行に移していない...

ということに気がついてしまったからです。

改めて田中優さんはすごい人だということが実感でき、何回も新潟に笑顔で足を運んでくれていることに少しでも答えられるような「仕組み」を作っていきたい。

2 件のコメント:

  1. こんばんは、藤川です。遊びにきました。

    このあいだのイベントはお疲れさまでした。

    田中優さんの話に出ていた、「ネオニコチノイド」の話と体験は恐ろしいものがありました。
    私も、手がプルプル震えているのには驚いています。みんな汚染されてるのね・・・

    特に、新潟県は山林に薬を埋めて廃棄したそうです。
    新潟の山の水は危ない・・・
    そういえば、昔、山の水は飲むなと言われたこともありました。

    木炭で浄化するとかできるのだろうか・・・

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  2. 藤川さん

    ブログにアクセスしてくださってありがとうございます。

    僕もあの実験で結構手が震えていました。

    完全浄化は無理としても、できる限りの浄化はしていきたいものですね。

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