2010年5月17日月曜日

フルボ酸鉄が温暖化を止める

旧燕高校のグランドの芝生化のために、学校の庭から出てきた剪定材を使った木炭を焼いていましたが、失敗してそのほとんどを灰にしてしまいました...

朝起きたらほとんどが灰に...

次回からはやっぱりテントを張って、泊り込みで火の番をする!

最近は毎日のように山に行っていて、周囲がどんなものかわかってきたこともあって、夜の山もあまり怖くなくなってきた。

今日は大きな失敗をしてしまいましたが、いろいろな事があって、今後の展開の道筋がつけられたような日でした。

そのひとつが、鉄炭レンガですが、鉄炭レンガとか、鉄炭ダンゴとかいろいろな名前で言ってしまいましたが、炭プロジェクトでは、「アイアン炭ブロック」と名称を統一しましょう。

余談ではありますが、鉄炭団子を海中に入れている山口水産高校が検証した書類も見ることができました。ファイルの写真を見ると、団子を入れたところと入れていないところでは、えらい違いがあります。
http://www.ysn21.jp/~suisan-h/moba/jikken1.pdf

新潟でも、こんな風に検証しながらできるように準備を進めています。

また、クエン酸を使った「フルボ酸鉄」の作り方として、こんな紹介もありました。

フルボ酸鉄とは、本来は山から川を流れ、海に出て行くイオン化された状態の鉄分のことで、この「フルボ酸鉄」がなければ、川や海の生態系は活性化しません。現在は、山が荒れ放題のため、このフルボ酸鉄が流れずに、川も海も自然の浄化機能を失ってしまったのです。

この方法では、鉄炭レンガよりも簡単にフルボ酸鉄を作る方法が紹介されていました。

以下、ウェブサイトからの引用です。

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空の2L入りペットボトルに水を1.8L入れ、次に無水クエン酸を加えてよく溶かします。
次に、使い捨てカイロ1ヶを全量ボトルに入れて混ぜ合せ、まる一日開栓して放置すれば完成です。(写真)

これを河川や海に散布すると、水中の植物や植物プランクトンが増え、
光合成(CO2+水+光→02+でんぷん)によりCO2が削減され、(注釈1)
地球温暖化を防ぐことができ、又、藻や魚介類も増え、豊かな魚場もできるとのことです。
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山口県の県議員の方のブログです。

「二木けんじ県政報告」
http://17238147.at.webry.info/200808/article_3.html

また、この件の特許について、こんな紹介もありました。
http://www.resona-fdn.or.jp/new-tti/info/02_25.html

クエン酸は一般家庭ではなかなか手に入らないということが書かれていましたが、新潟では「自然食品の郷 恵」というお店には、何かの洗浄用として扱っているようなので確認しています。

1 件のコメント:

  1. 「フルボ酸鉄」には大変興味がありますが、クエン酸の入れる量がわからないのが残念です。
    なお、クエン酸はドラッグストアなどで売っています。

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