2010年5月23日日曜日

インターナショナル リーダーシップ アカデミー

長岡市と姉妹都市の関係であるテキサスのフォートワース市で7/17~8/2の間に行われる、インターナショナルリーダーシップアカデミーというところに、日本からの参加高校生12人の引率として参加してきます。

Internatiolan Leadership Academy
http://www.fwsistercities.org/?q=node/95

このプログラムでは、フォートワース市と姉妹都市関係であるイタリア、ドイツ、インドネシア、ハンガリー、メキシコ、スイスから来ている高校生約100人が、地球規模の問題について、ダイアローグを通して自分たちの世代がどう向き合っていくかを考えていくものです。

昨日、詳しい内容を引率の経験者の人から聞かせていただいたのですが、ファシリテーションを自然にプログラムに取り入れているような感じなので、ファシリテーションを炭プロジェクトに生かしたいと考えている僕にとって、すばらしい体験になるだろうなと思っています。

ほぼ世界の公用語になっている英語を使っているからできるプログラムかもしれませんが、同じことを日本でやろうと思ったら、えらい大変というか不可能ではないかと思いました。

10チームくらいに分かれて活動するので、それぞれにトレーニングされたファシリテーターがついてサポートし、ホストファミリーも50家族くらいいて、我々引率も他の国の引率と協力して責任ある立場になるようです。

安全面とかいろいろな問題もあるし、ファシリテーション型のリーダーシップも日本ではあまり学ぶ機会も体験する機会も少なく、そもそも誰が責任を持ってこういうプログラムを立てるのかという時点で話が前に進まないように感じる。

地域の中の多くの人を巻き込んで、大きな責任を持っての活動なので、そういう真髄を学んできたいと思う。

昨日、参加高校生の面接をしてきましたが、「目が点」、「あごが床まで落ちる」というくらいこのプログラムの意義を理解していて、その経験からどんな自分になりたいという向上心をもっていて驚愕しました。

それでも実際にかなり長い期間のプログラムであるし、言葉の壁などで挫折を経験するだろうけどそれもまた修行。僕もかなり自身満々でアメリカ行ったけど、最初はまったく言葉がわからず、外人が怖く、「このまま卒業できるんだろうか?」と絶望した時期もありましたので、そういうのを参加者たちがしぶとく乗り切るプロセスを共にすごすというのも大変だろうけど、楽しみのひとつです。

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